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対象となる主な疾患
当院では精神疾患全般について、診察や治療に幅広く対応しています。
各専門職のスタッフが連携し、丁寧にサポートいたします。
その他にも何か気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
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不眠症
不眠症の治療は、まず原因を特定し、その原因に応じた対処を行うことが基本です。治療法は大きく分けて非薬物療法と薬物療法があります。
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不安障害
不安症(不安障害)とは、漠然とした強い不安感により、生活に支障が出る障害のことです。その中でも、はっきりとした不安対象がある場合には「恐怖症」と呼ばれます。
適度な不安や緊張感は人間にとって必要なものですが、度を越えると動悸、息切れ、めまいなどの自律神経症状がみられるようになります。 -
うつ病
うつ病とは、主に気分の落ち込み、意欲の低下、集中力・思考力の低下、楽しめていたものが楽しめなくなるなどの症状がしばらく続く病気のことです。学校や仕事に行けない、身の回りのことに取り組みづらくなるなど、生活に支障がでてきます。
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双極性障害
双極性障害(躁うつ病)とは、躁状態(気分がきわめて高揚した状態)と抑うつ状態(気分がきわめて落ち込んだ状態)が交互にあらわれる病気のことです。躁状態の時期には、眠らずに活動しつづける、浪費をする、怒りっぽくなる、などの症状がみられます。
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統合失調症
統合失調症とは、主に幻覚や妄想、感情が鈍くなるなどの症状があらわれる病気のことです。大きく分けて「破瓜型」「緊張型」「妄想型」「単純型」に分類されます。
陽性症状(幻覚、妄想など)と陰性症状(感情が鈍くなる、無気力になるなど)があり、激しく興奮する、不登校や引きこもりになる、などの形で気付くことがあります。 -
自律神経失調症
自律神経失調症とは、自律神経系(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れて起こる症状の総称です。特に女性がなりやすいと言われています。
不規則な生活や強いストレスが原因となることが多く、だるさ、めまい、息切れ、頭痛、抑うつ感など、多岐にわたる症状が生じます。 -
身体表現性障害
身体表現性障害とは、身体の痛み、めまい、しびれなど、身体になにかしらの症状を感じるものの、内科などの身体検査では異常がみられない障害のことです。まずは身体に異常がないかあらゆる検査をし、それでも問題がないときには、精神面が原因だと考えられます。
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社会不安障害
社会不安障害(社会恐怖)とは、人と関わったり人が多くいる場面で、強い不安を感じる障害のことです。過去の失敗や恥ずかしい感情がきっかけになることがあります。仕事の打ち合わせ、学校の授業での発表、社交的な集まりなどで不安が強まり、場合によっては電車やバスを利用することにも強い苦痛を感じるようになります。
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強迫性障害(OCD)
強迫性障害とは、ある考えやイメージが繰り返し浮かび(強迫観念)、その不安から同じ行動をくり返すこと(強迫行為)で、日常生活に支障が出る障害のことです。例えば、不潔への恐怖からくり返し手を洗い続ける、家の鍵を閉めたか何度も確認してしまうなどが挙げられ、それに時間を多く費やすことで生活が困難になります。
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恐怖症
恐怖症とは、特定の対象や状況(閉所、高所、異性など)に対して恐れの感情を抱く障害のことです。
人間誰しも苦手な物事はあると思いますが、恐怖の感情が度を越えると、動悸や不眠などの症状がみられるようになります。また、自宅から出られなくなる、人と交流しづらくなるなど、生活にも支障が出てきます。 -
パニック障害
パニック障害とは、予期せぬ強い不安に突然襲われ、呼吸困難、動悸、めまいなどが生じる障害のことです。「またパニック発作が起こったらどうしよう」という不安(予期不安)から、過去に発作が起こった場所や同じ状況(電車内、イベント会場など)を避けるようになり、生活に支障が出ることがあります。
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適応障害
適応障害とは、原因が明確な強いストレスにより、抑うつ感、不安感、不眠などが生じる障害のことです。学校、職場、家庭などでの重大な出来事がきっかけとなり、「ストレス源から離れると症状が改善する」という特徴があります。
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心的外傷後ストレス障害(PTSD)
心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは、極めて大きなストレスをもたらすトラウマを経験した後に、フラッシュバック、感情の麻痺、不眠などがみられる障害のことです。自然災害、事故や事件、性被害などがきっかけになることが多いとされています。つらい経験をすると、多くの場合は時間の経過とともに苦痛が薄れていきますが、PTSDでは4週間以上持続します。
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摂食障害
摂食障害とは、食行動に異常が生じる障害のことで、拒食症(神経性無食欲症)と過食症(神経性大食症)に分類されます。
拒食症では肥満への恐怖感が強く、食事量を過度に制限したり、嘔吐や下痢を誘発することで、生命をおびやかす危険性もあります。過食症では食べることを制御できない感覚があり、 体重増加を防ぐために嘔吐や下痢を誘発することがあります。 -
自閉スペクトラム症(ASD)
自閉スペクトラム症(ASD)とは、発達障害のひとつです。幼児期頃に特性がみられるようになり、男児に特に多く、長年気付かず大人になってから診断される方もいらっしゃいます。特徴としては、人とコミュニケーションをとることが難しい、興味のある特定の物事に強くこだわりが挙げられます。
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ADHD
ADHD(注意欠陥/多動性障害)とは、発達障害のひとつです。幼児期に特性がみられるようになり、男児に特に多く、年齢につり合わない不注意・多動・衝動性が主な特徴とされています。忘れ物が多い、同じ場所にいることが難しい、物事の優先順位がわからない、衝動的な発言をしたり物を壊す、などの行動がみられることがあります。
依存症
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アルコール依存症
アルコール依存症の主な特徴として、飲酒したい衝動を自分では制御できない、飲酒量や頻度が増えていく、動悸や手の震え、抑うつ感や不眠、などの症状が挙げられます。学業や仕事が困難になったり、経済的な問題や暴力が生じるなど、人間関係にも支障が出ることがあります。
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ギャンブル依存(ギャンブル障害)
ギャンブル依存(ギャンブル障害)の主な特徴としては、ギャンブルしたい衝動を自分では制御できない、大金を失ったり借金をしてもやめられない、周囲の人に嘘をついて人間関係に支障が出る、などが挙げられます。
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ゲーム・ネット依存
ゲーム・ネット依存の主な特徴としては、ゲーム・ネットに費やす時間や頻度を自分では制御できない、他の物事より最優先する、などが挙げられます。 睡眠障害、不規則な食事による低栄養、身体の痛みなどの症状がみられるのに加えて、学業や仕事に集中できない、他人のお金で課金してしまうなど、人間関係にも支障が出ることがあります。
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買い物依存
買い物依存の主な特徴として、衝動買いをやめられない、身の丈に合わない買い物をくり返す、借金をしてもやめられない、などが挙げられます。適度な買い物はストレス発散になりますが、買い物依存症では罪悪感が生じることも多く、逆に自分を苦しめることに繋がってしまいます。また、他人に借金をするなど、人間関係にも支障が出ることがあります。
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処方薬・市販薬依存
処方薬・市販薬依存症の主な特徴として、処方された量や回数以上に薬を飲んでしまう、自己流で本来の効能とは違う使い方をしてしまう、薬をやめようとすると強い焦りが生じる、などが挙げられます。薬の乱用により様々な不調につながり、生命が脅かされる危険性もあります。また、金銭面で困難が生じたり、人間関係にも支障が出ることがあります。
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性依存症
性依存症(性嗜好障害)の主な特徴として、性的行動が強迫的となってやめられない、また盗撮、露出などが挙げられます。学業や仕事に取り組みづらくなったり、金銭面や人間関係で支障が出ることもあります。