認知行動療法グループワーク
プログラムの概要
「認知行動療法グループワーク」プログラムは、テキストワークを中心に進め、参加者が自身のマイナス思考や認知の歪みに気づき、よりバランスの取れた思考を身につけることを目指しています。10回にわたるセッションでは、認知の築き方や不安の対処法、うつ状態の気持ちへの対処法に加えて、アンガーマネジメントやアサーション(自己表現)、マインドフルネス、リラクゼーションも取り入れています。
このプログラムでは、参加者が自分のできていることに気づき、自信や自己肯定感を高めていくことが期待されます。小さな成功を積み重ねることで、成長と回復を促し、最終的には社会への参加につながることを目指しています。また、各回のセッションは独立した内容となっておりますので、単発でのご参加も可能です。
プログラムの目的
・自分のマイナス思考や認知の偏りに気づく
・認知行動療法の技術を身につける
・バランスの取れた思考を身につける
・不安やうつの気持ちへの対処法を学ぶ
・アンガーマネジメントやアサーションを実践する
・マインドフルネスやリラクゼーション技術を習得する
・自信や自己肯定感を高める
・一つずつできることを積み上げ、成長・回復する
・社会復帰・社会参加へつなげる
認知行動療法をみにつけるためのプログラム10のテーマ
1.ネガティブな思考を変えるー7コラム表を実施する
2.自分の感情をつかむ方法 ー感情の捉え方を身につける
3.頭に浮かぶ「考え」を知る-自動思考を知る
4.ネガティブな思考に反証する方法ーこころの弁護士を育てる
5.不安なときのこころの動きを理解するーどうして不安がおきるのかを知る
6.不安・緊張を減らすリラックスの方法を知るーマインドフルネス、リラクゼーションを身につける
7.不安に負けないこころを作る-不安階層表を用いた対処を学ぶ
8.怒りのエネルギーを味方にする方法ーアンガーマネージメントを身につける
9.落ち込んだときのこころの動きと対処法ー抑うつ状態からの抜け出し方
10.こころを元気にするコミュニケーションの方法ーアサーションを身につける