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デイセラピー・ナイトセラピー
精神科デイケア（デイセラピー）は、主にグループ活動を通じて、対人関係の改善、自己理解の深化、アルコール問題の解決、就労や復職の支援を行うリハビリテーションです。また、対人関係スキルや社会生活機能の回復を目指し、利用者一人ひとりの個性や希望、目標に合わせたプログラムを提供しています。
ナイト・セラピー（Coming soon)
精神科ナイトケア（ナイトセラピー）は、夕方16時～20時という時間帯に行っている精神科リハビリテーションです。夕方から夜間の時間帯を安定して過ごせるように、以下の支援を提供しています。
１．人の中で安心して過ごせる居場所スペースの提供
２．皆で食べるあたたかい夕食の提供
３．夜間ならではのプログラムの提供
対象となる方は、精神疾患をもつ精神科・心療内科等に通院中で、上記の治療・支援の利用を希望している方です。特に、「日中、外に出るのは不安がある」、「単身で孤立しがち。夕方から夜間にかけて不安になる」「一人で夕食をとっており、食事が安定してとれない」「日中は作業所や就労移行支援事業所、仕事などに行っており、夕方の時間帯からナイトケアを利用したい」、「夕方のプログラムに参加することで緩やかに活動し、良質の睡眠など生活リズムを維持したい」などの方におすすめしております。
１．人の中で安心して過ごせる居場所スペースの提供
ナイトケアスペースは、木のぬくもりと北欧風カフェイメージの「調理創作室」を中心に、日中大規模デイケアで使っているスペースを広く使い、ゆったり過ごせる工夫をしています。それぞれの心地よさで選んでいただける多彩な種類のイス、中庭のシンボルツリーを見下ろせるカウンターテーブル、ゆっくり休めるソファなど、人との距離をご自身の快適さで調節できるように様々なスペースがあります。お一人でゆっくり本を読んだり、手芸やアート作業などをしたり、仲間と一緒にゲームをしたり（モニターもあります）、また、食事の準備や後片付けをやりたい方で一緒に作業できるようにアイランド型のシステムキッチンもあります。
２．みんなで食べるあたたかい夕食の提供
夕食は、《美味しいもの、健康によいもの、季節を感じる旬のもの》というコンセプトで、日替わりメニューを考えています。特徴としては、
＊クリニックの畑で収穫した野菜、薬味などを使ってスープや味噌汁を作ります。
＊ご飯は毎日炊き立てです！
＊皆で楽しむホットプレートの日（鉄板焼き、お好み焼きなど）もあります。
＊調理プログラムとして皆でカレーやシチューを作ったり、パンを焼いたりもします。
＊食事・栄養療法セミナーの日は、医師の池内先生セレクトの「健康食材」について、皆で食べることを楽しく学び、美味しく味わいます。
＊果物、デザートなどを皆で盛り付けから楽しんだりもします。
＊季節のイベントメニュー（クリスマス、秋のキノコ祭りなど）もあります。
その他にも、こだわりスタッフと、参加メンバーの皆さまとで、楽しくメニューを考えていきたいと思っています。
３．夜間ならではのプログラムの提供
ナイトならではのゆったり好きなことをして過ごすアクティビティ、ナイトの時間に集まれる方のニーズに応えたミーティング、などを提供しています。固定したプログラムばかりでなく、様々な職種のクリニックスタッフが得意なこと、好きなことなどを活かして日替わりで担当しますので、多彩なプログラムが組まれていきます。
一例をあげますと、音楽関係（ギター教室、ハンドベル、音楽鑑賞など）、映画鑑賞、ゲーム、ヨガ、卓球、手芸、書道など。
また、ナイトミーティング（一日を振り返り、自分の思いや気持ちを言葉にしてしながら自己理解と自己肯定感を高めていくミーティングです。）、健康やリラクセーションにまつわるプログラム、ナイトに行うサイコドラマ、などミーティングも色々あります。
上記で挙げました「食事・栄養療法セミナー」の日は、担当の池内先生がセレクトした「食材」について、楽しく学び、美味しく味わうプログラムです。