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スタッフ日記

スタッフ日記

2024年2月26日

さてこのスタッフ日記。平凡な毎日を送っている身としては、大したネタもないなと思っており、困っていたのですが、さすが白峰スタッフ。自分がくだらないと思っていたエピソードを何気なく話したところ、それを書けばいいじゃない!と一言。やっぱり何気なく話してみるものですね。
ちなみにどんなことがあったといいますと、先日スタッフから面白いと勧められたアニメを何気なく、外食中に見ていたところ、不意に笑った勢いで思い切りむせたのです。そこからが悲惨でした。ラーメンの汁が鼻の穴に入り、辛いものだったので、当然痛さと辛さで顔を真っ赤にし、咳は止まらないわ、恥ずかしいわで、もちろん隣の人からは白い目で見られるしまつ。こんな目には2度とあいたくないなと思った瞬間でした。それでもこうやってここで皆さんに披露できたことで、少しだけ救われた気持ちになりました。
みなさんもどうぞ、辛いものを食べるときは場所とタイミングに気をつけてくださいね!

2024年2月8日

皆様お疲れ様です。
2024年が始まってあっという間に1ヶ月が経ちましたね。
体感2週間くらいにしか経ってないんですけどね、、

そういえば、私最近パルワールドというゲームに
ハマっていまして、なんせやることが多い。拠点を作ったり、パルというモンスターを集めたり、銃を作ったり、ボスを倒したりそれはもう色々出来るんですよ。
最初はできることが少ないのですが、地道に経験値を貯めていくとレベルが上がってできることが増えていくのが楽しくてレベル35(中盤ぐらい)まであげたんです。ただこのゲーム、バグが多くてですね、バグでゲームデータが消えてしまいました、、、(萎)

今また1からやっているんですがそれでも楽しいです。今度は消えないことを祈りながらやっていこうと思います。

2024年1月25日

先日用事があり訪れた街で、昔ながらの喫茶店に行く機会がありました。
その時にいただいたのがこちらのハンバーグ。
喫茶店のごはんってどうしてあんなに美味しいんでしょうか?
お店特製のソースがたっぷりかかっていて、とっても美味しかったです。付け合せの人参も甘くて美味で、大満足でした。

知らない街に行くと、安定を求めてついつい馴染みのあるチェーン店に入ってしまいがちな私ですが、今回は挑戦してみて良かったなと思う出来事でした。
挑戦したという達成感もあいまって、さらにハンバーグが美味しく感じたのかもしれません。
また知らない街に行くことがあったらその街のお店に入ってみるのも1つ楽しみにしてみたいと思います。

今回はおなかがいっぱいでパフェを食べそびれたことだけが心残りな私です。

2024年1月16日

正月の番組と言えば、何が印象的でしょうか?
年越し前にスタッフの間で、正月のテレビ番組の話をしていました。
皆さんは「両手をあげてくるくる回すような動作」で、何か思い浮かぶものはありますか?
先輩スタッフの方々は染之助・染太郎さんの話をしていましたが、私はまったく思いつかず。「ヌートバー選手のペッパーミルですか?」なんて聞いていました。同じ動きでも人によって違うものを連想するのは面白いなと思いました。ジェネレーションギャップによるものもあるかもしれませんが、そういった違いもみんなで笑いあえると、人と人の心をつなぐものになるのかもしれません。

「つなぐ」と言えば、さいたま市のあのゆるキャラ、「つなが竜ヌゥ」は、人々のつながりを深める役割を担う意味がこめられているそうです。今年は辰年、ヌゥも張り切っているのではないでしょうか。
私も皆さんをつなぐ1人となれるように、そして皆さんとのつながりを大事に日々を過ごしていければと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

2024年1月9日

新年あけましておめでとうございます。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。私は4年ぶりで、実家に兄弟や姪甥があつまり楽しい一時を過ごしました。それが元旦。驚きました。石川県を中心にした大地震。今なお安否がわからない方、また避難生活を余儀なくされている方。一刻も早く普通の生活にもどれるようにお祈りいたします。その元旦ですが、あの日、私は被災状況をテレビで見ながら、甥と話しをしておりました。甥は現在、パイロットになるべく、訓練の真っ最中。そんな話題からパイロットも大変だけど、管制官も超激務て大変なプレッシャーの中で、仕事をしていると聞かされました。まあ、航空業界にあこがれる人は多いと思いますが、私は……。飛行機がはっきりいって怖い。なのでマッピラと。この地球上でもっとも安全な乗り物。そういわれましてもねえ。なんてことを考えていたら、翌日の大惨事。ほらやはり怖い。でもあの状況で、航空機側にはひとりの犠牲者もでなかったとは。日頃の訓練のたまものとしかいえません。一回一回の積み重ねの大切さを身にしみました。2024年。大変な災害事故に、見舞われての始まりですが、せめてこれから先、無事な日々であってほしいものです。ちなみに、今年は海外旅行でもと思いますが、飛行機かぁ。やはり怖いものは怖い。でも海外にもいきたい。そんな葛藤を感じている今日この頃です。

2023年12月28日

先日、久しぶりに親の実家に行くことがありました。
そこには、みかんの木があり、とても甘いみかんがたくさんなっていました。
昔からあったっけ?
そんなことを思っていたら、自分が小さい頃のことを思い出しました。

年末には、毎年親の実家に泊まりにいって、お正月の準備をたくさんの親戚で行いました。みんな親戚が泊まりにくるのです。
そして、杵と臼でお餅つき。父たちが交代でペッタンペッタン、みんな汗だくでした。あのお餅をつく音、もち米を蒸かすいい匂い、母たちと熱い熱いといいながら形を整えて…。つきたてのお餅は大根おろしと納豆で食べるのが好きだったなー。

もう一つ心に残っているのは年越しそば!
親の実家では蕎麦を育てており、蕎麦の実から粉にして年越し蕎麦を作っていました。私は、蕎麦をこねるため足でたくさん踏まされました。
そんな蕎麦は本当に美味しかった!みんなで紅白歌合戦を見ながら食べました。
もう、親世代は高齢になり、いつの間にかそんなこともやらなくなってしまいました。
寂しさを感じながら、それでもここで食べた蕎麦の汁だけは私も受け継いて毎年年越し蕎麦に出しています。ここでの汁は大根と人参だけのお汁。これだけは譲れない!!
あのお蕎麦はないけれど、汁だけはいつものにしようと大根と人参を買いに行こうと思ったのでした。

2023年12月21日

今年は夏の暑さがいつまでも続き、11月でも夏日になったりしました。もう何年も前から異常気象とか言われてますが、それでもビックリな年でした。
こんな暑さのまま冬に入ってしまうと、今年は紅葉がないんじゃないかと心配してましたが、11月後半には綺麗な紅葉があちこちで見られました。
私などは、温暖化が…環境が…とあれこれ不安になってすぐジタバタしてしまいます。でも、もしかしたら地球も自然もまったく動じてないのかも、なんてふと思ったりしました。
今年は初めて、神宮外苑の銀杏並木を見てきました。

2023年12月4日

「あのさ、カツカレー、、、作ってくんない?」
息子からめずらしくリクエストされた。

思春期真っ只中の息子は、普段、ごはんは何がいい?と聞くと、「なんでもいい」か「食べられればなんでもいい」、「いちいち聞かないで」、「めんどくさい」「うるさい」「・・・(無視)」こんなかんじで、作る側にとっては毎回心折れる瞬間をやり過ごすのがルーティンなのだが、、、カツカレーときた。

揚げ物は滅多に作らない我が家。
食材はあったかしら。

いつものカレーを手早く作り、パン粉がなかったので明日の朝用の食パンを削って生パン粉を作って、久しぶりにトンカツを揚げて、上に乗っけたら出来上がり。

できたよ、召し上がれ。

黙々と食べる思春期男子。

「ごちそうさま」と席を立つ。

美味しかったのか?どうなんだ?とモヤモヤしていると、ドアが閉まる瞬間、ちっさな声で「おいしかった。ありがとう。」と聞こえた。

オチはありませんが、ここ最近の印象に残った出来事でした。

2023年12月4日

先日までの陽気はどこへやら、みなさんどうお過ごしでしょうか。
寒さが厳しくなり、朝晩の冷え込みで体調がすぐれない方も多いのではないでしょうか。

我が家ではついに食卓にみかんが登場しました。
季節の食べ物にはその時期に必要な栄養が豊富に含まれているそうです。
毎日の食卓に色々な季節の食べ物が並ぶ昨今ですが、やはり季節のものを美味しく食べるのが1番の贅沢ではないでしょうか。

私も忙しく過ごしていると、ついつい時間をかけて食事を取ることが疎かになってしまいがちです。
たまのお休みの日には一食一食をしっかり味わえるように改めて振り返りたいと思います。

2023年11月11日

新米の季節ですね。
皆さんもう召し上がりましたか?
炊きたてのホカホカツヤツヤの新米って芸術品ですよね。

そして新米といえば、飯の友。
突然ですが、『自分的飯の友ランキング』を勝手に紹介します!

★第3位★
生卵!
いわゆるTKGというやつです。
しらすと青ネギを混ぜ込んだり、流行りのトリュフ塩などかけてみたり、アレンジが無限なのもたまらないところです。

★第2位★
明太子!
何故たらこに唐辛子を混ぜようと思ったのでしょう。
先人の発想に感動せずにいられません。
明太子を食べている時はプリン体のことは忘れます。

★第1位★
納豆!
刻みネギとカラシを多めに入れて100回かきまぜるのがワタシ流。
ホカホカご飯に納豆をかけて食べると、ほわ~っと納豆のにおい(嫌いな方はごめんなさい)がして、日本人で良かった~と思う瞬間です。

皆さんの『飯の友』は何ですか?
今日も美味しくご飯をいただけますように。

2023年10月30日

この野菜ご存知ですか?
私は何十年も生きてきたのに、昨年初めて出会いました。ムカゴと言います。
ムカゴとは、主に山芋を栽培する時に、ツルと葉の間にできる小さな芋のことを言うそうです。ヤマノイモに属する野菜はほとんどの場合、種ができないそうです。ムカゴを土に植えると2〜3年すると山芋ができるようです。
スーパーではあまり見たことがなく、いただきものですが、今年は塩茹でにしていただきました。空芯菜も最近知った野菜です。まだまだ知らない野菜ありそうです。

2023年10月15日

朝晩ひんやりする時期になりました。
あの長い酷暑の夏がすぎ、やっと秋が感じられるようになりました。
そこで困るのが、着る服です。
毎朝、何を着ればよいのか迷い、依田さん(テレ朝天気予報士)の天気予報と睨めっこです。
時間がない中、箪笥の奥から引っ張り出してみたり、これは暑いかも、これは寒いかもとバタバタが続いています。
頭の片隅に、あの暑い夏の記憶が残っているのもまた、迷いに拍車をかけます。
とはいえ、そろそろ今週末は、衣替えをした方が良さそうです。

季節の変わり目、衣類の調節が難しいですが、体調を崩さないように気をつけたいものです。
自戒を込めて・・・。

2023年10月7日

一雨一度

一回の降雨ごとに気温が1度下がり、秋が深まっていく様子を指す言葉だそうです。
10月入って、一度どころか急速に気温が下がり、長かった猛暑からの開放にほっとしつつも、涼しいより肌寒いと朝夕つぶやいてしまいます。

例年より遅く咲いた近所の彼岸花。秋の気配を感じ始めたら、一気に冬に向かって季節が進みそうですね。

ここのところ大量発生のカメムシたちが毎日たくさん自宅内外に侵入されます。もう少し寒くなったら数が減ってくれるかしら。

2023年9月30日

最近、うさぎを飼い始めました。ネザーランドドアーフという小さな種類で、まだ、生後1ヶ月半なので手のひらサイズです。
小さくても命を預かることに、大丈夫かな…と思ってなかなか踏み出せずにいたのですが、いざ、迎えてみると、ちょこちょことした動き、ふわふわの温かい抱き心地に、癒されています。
名前を決める日に、たまたま秋刀魚のつみれ汁が夕食メニューだったこともあり、色合いから、「つみれ」と名付けられました。
最初はびくびくしてましたが、段々と慣れてきて可愛らしいです。今日も帰ったら癒されたいと思います。

2023年9月25日

久しぶりに熱海に行って来ました。7〜8年前頃から熱海が盛り上がってきていると聞いて行きはじめました。元旦には来宮神社へ初詣に行ったり、美術品だけじゃない、すべてがアートのMOA美術館。熱海城は愉快な城内アトラクション。夏の海上花火、冬の花火など何回も行っています。グルメは海鮮に干物にスイーツ。今回はというとまる天で磯揚げを食べフルーツキングのサンドを食べて温泉でゆっくりしました。これからも訪れたい熱海です。

2023年9月9日

八百屋の店先に栗を見つけるとソワソワします。つい嬉しくなって買ってしまいそうになるのですが、いや待て待て、買ったら加工しなくては…、時間かかるよね、いつやるの?などと自問自答することしばし。
中身を傷つけないように鬼皮を剥き、ゆでこぼしては丁寧に洗うを繰り返し味つける渋皮煮。ちょっとした緊張とと集中の後の満足感。
教えてくれた人を想いながらの手仕事、今年もそんな季節がやってきました。

2023年9月4日

先日、とある講習を受けてきたのですが、その中で、快・不快を自分の体のどの部分がどう感じているかを探すというワークがありました。
特に、どのような場面を思い浮かべた時、心地よさを感じるか、それを体のどこで感じるかということを質問されながら思い浮かべたのが、静かな寝台列車に揺られながらぼーっと夜空を眺めること、焚き火を眺めてぼーっとしていること、ぼーっと先頭車両の景色を眺めていること、木漏れ日を見ながらそよ風が奏でる木の葉の音を聴くことなど。

思い浮かべるだけで頭や手や足がじんわりと暖かくなって、痺れるような心地よさに包まれます。

講習自体はもっともっと他に学ぶ内容がたくさんあったのですが、この時に、私は自分の心と身体の声を、久しく聞いていなかったなあ、と思いました。
ワークの中で問いかけられる中で気付いたのですが、同じように自分に対して優しくゆっくり問いかけて、今心地よいものって何が浮かびますかと関心を持ってあげると、追われて疲れる気持ちとは別の、自分の心地よい感覚が思い出されるかもしれません。

2023年8月22日

花火大会
今年、4年ぶりに花火大会が開催されました。

毎年、開催されていた4年前までは、
最寄り駅や街中が人でいっぱいになること、
一晩中騒いでいる人たち、
それらを取り締まる警察のアナウンスがうるさいこと、
翌朝は街にゴミが散乱してて、
などなど、ちょっと迷惑だと思っていたところも正直ありました。

でも、今年は、“4年ぶりの花火大会“として数週間前から街中で盛り上がってました。

晴れることを祈って、
天気予報を確認して、
焼き鳥と唐揚げを予約して、
指折り数えて待った当日。
こんなに待ち遠しかったのは初めてかも?と思いつつ、
迎えた花火大会。

あっという間の1時間半。
心に響く花火音でした。

当たり前にあったことが、当たり前でなくなって、気づいたことがたくさんありました。

そして、気づけば晩夏。
雲も夕焼けも夏の終わりの雰囲気を醸し出すようになってきました。

また来年も再来年も、その後もずっと花火が観れますように。

2023年8月10日

修学旅行以来、奈良の大仏を今回見に行きました。幸いこの暑さと閉館に近い時間に行ったこともあり、観光客も割と少ない中で見ることができました。

人が少なかったからか、そこだけ涼しかったからか、見ている時間、そこだけ不思議にもゆっくり流れているようでした。ただその大きい姿に圧倒されるだけじゃなく、なんだかそこに鎮座されている大仏様に安心感のようなものを感じ、静かにただぼーっとその時間とともに過ごしている自分がいて、とても大事な感覚だなぁと思えました。

日々忙しない毎日ではありますが、大仏様をみて、心穏やかになれたことに感謝し、また大仏様を見ていろいろと思い出したり、感じることができたことに、高校生の時よりは少しは大人になったのかなと実感できた日でした。

2023年7月24日

皆さんいかがお過ごしでしょうか
梅雨明けまだなのにこの暑さかよって思っている私です。
最近は暑くて、自宅でぐでたまのようになって過ごしていた私ですが、ちょいと用事があって実家の栃木に帰省しました。

ずっと実家でグデグデするのもなーっと思い
近所を散策することにしました。単なる田舎道ではあったのですが歩いて見ると、学生の時は当たり前で
なんてことない景色がとても綺麗に思えました。
これが老いというものなのか、成長なのかは分かりませんが、ここはポジティブに成長ということにしておきます!

皆さんも
暑い日にクーラーの効いた部屋で、動画やゲームなど
も最高ですが、たまには外に出て散策してみるのも良いかもしれません。もちろん水分補給は忘れずに。

2023年7月15日

蓮の花を観に行ってきました。
蓮の花の花言葉は「清らかな心」。
泥水の中に根を張り育ち、泥水が濃いほど、まっすぐに伸びて、清く美しい大輪の花を咲かせる。そのどんなにつらい環境にあっても決して腐らず、清く美しい花を咲かせる様子からつけられたそうです。
幻想的で美しく、そして寄り添って咲く蓮の花を観ていると、癒され、「何があっても大丈夫」と励まされた気分となりました。
蓮の花のように、清らかな心で穏やかな日々を送りたいものです。
たまには日常から離れて、ゆっくりと景色を眺めにいくのも良いものだなと改めて感じたひと時となりました。

2023年7月4日

三歩で三県を回れると聞いて
埼玉県加須市、栃木県栃木市、群馬県板倉町の「三県境」に行ってきました

以前は渡良瀬川の中にあったそうですが、改修工事を経て今の水路の位置になったそうで、平地にある唯一の三県境みたいです

三歩でグルリと回るのも、この年になると少々照れるなぁと思っておりましたが、子供も大人も来ているほとんどの人が、ポンポンポンって楽しそうに回っておりましたので、私も三県を三歩で回って小旅行してきました

2023年6月24日

先日駅に行った際、数人が上のほうを見上げて何か話していました。
なんだろう?とつられて見てみるとツバメの巣が。
かわいらしい姿に写真を撮っている人もいたので、私もしっかりとカメラにおさめました。

これは少し前の写真で、今はもう少し大きくなっている雛鳥たち。
最近は飛ぶ練習をしているのか、巣を留守にしていることも増えてきました。
毎日のちょっとした楽しみになっていたこの見守りもあとわずかと思うとちょっぴり寂しい気持ちになりますが、生き物の成長を見守るって素敵だなとツバメが改めて思わせてくれました。

巣立ちの日まであと少し、雛鳥たちの成長を見守り続けたいと思います。

2023年6月14日

関東もついに梅雨入りしたそうですね。
まとわりつくような湿気と降り続く雨、外に出るのが億劫になるので、梅雨は少し苦手です。室内にいることが増えるこの時期です。

最近、お部屋に小さなお花を飾ってみました。花を育てる習慣は全くなかったのですが、愛犬の命日をきっかけに、お花屋さんに立ち寄ってみました。
小さな花瓶も買って飾ってみると、一輪だけでもお部屋が彩られる気がして、ほわほわと嬉しい気持ちになりました。
写真は今飾っている向日葵です。向日葵にもいろんな種類があるのを知りませんでした。
お部屋に植物を置くのっていいかも。
次はもっと長くおける植物をおいてみたい。
観葉植物か…サボテンは手入れが少ないときいたことがあるし…と、ズボラな私でも大丈夫な植物を模索するのがちょっとした楽しみでもあります。

外にはあまり出れないこの時期ですが、お部屋に植物をおいて、雨の音をシトシト聴きながらすごすのも、悪くない気がしてきます。

2023年6月7日

そろそろアジサイの季節かなあと思い、友人を誘って公園へ散歩がてら見に行ってきました。

 アジサイ→梅雨→六月、という思い込みがありましたが、五月の下旬でもう綺麗に元気に咲き誇っていました。

「そう言えば、去年はあそこでアジサイを見たね」なんて話しをしながら、のんびりと散歩を楽しみました。

 季節の花を楽しむ生活なんて、以前はなかなかできなかったと思い、去年、今年と、二年続けてアジサイ散歩ができたことを嬉しく感じました。

 後で友人が「毎年、同じ時期、同じようなことをするのは、生きてることを積み重ねてることになると思う」と話していて、本当にそうだなと納得でした。

2023年6月3日

焼き芋好きですか?

私は子どもの頃は全く好きではなく、おやつに焼き芋なんて出てきてたら、えー!って文句を言っていました。ポテトチップスとかポッキーがいいよー…と。

それが、大人になってくると、もう焼き芋がおいしくておいしくて…。
買うと高いので、さつまいもを買って家でオーブンとかで焼いたりしているのですが…。

スーパーでは冷たい焼き芋が売っていますね。温かいものと何が違うのか…買ってみました!

なんて甘いのでしょう!冷たくてしっとりしていて美味しかったです!そして、バニラアイスなどと一緒に食べても良いのだとか…。夢がふくらみます。ニヤニヤしてきます。

まずは、自宅で作った焼き芋でも冷やせばこのように美味しくいただけるのか…試してみたいと思います!

2023年5月27日

突然ですが、皆さんは、最近危機的状況に陥ったことがありますか?私はあるのです。まあ、お恥ずかしい話しではありますが。 
gw真っ只中の5月6日のこと。この日は親類の結婚式が横浜でありました。で、私、東海道線にゆらゆら。途中2回も電車の遅延トラブルがあったこともあり、少々焦りぎみ。ちなみに私は、礼服は会場についてから着替えればいいや、と手にもち網棚の上に。これがいけなかった!  
なんと桜木町駅に着いてから、忘れたことに気がついたのです。ああ、もう後の祭り。
駅員にすぐ報告するも、どうすることもできず、電車は無情にも平塚駅に向かって、走り続けているのでした……。 
で、どうなかったかというと……。華やかな式の写真のなか、一人浮いた存在が。白ネクタイだけ、なんとか調達。黒の礼服の中、一人白系のズボン。どことなく笑顔もひきつったような。 
礼服はというと、今平塚経由で熊谷にあるそうです。忘れものは一週間程度で 駅から警察署におくられるそうです。それを知っただけでも、まあよしと自分を慰めつつ、
ああ、熊谷か。とりにいくの面倒だなあと、自分の至らなさを身にしみている今日、この頃です。

2023年5月18日

栃木県のグルメと言えば宇都宮の餃子ですが、お隣の鹿沼はしゅうまいが有名です。

駅前にはとても人気のシュウマイ屋さんがあり、個性的なお店も市内にたくさんあるそうです。

シュウマイと餃子、個人的には優劣つけ難いですが、同行したメンバーは餃子の方が興味があるそうです。

鹿沼はあの崎陽軒の初代社長の出身地ということで非常に楽しみにしていましたが‥‥

GWということもあり、訪れたタイミングでは有名なお店のシュウマイが売り切れてしまい非常残念な思いをしました。
再度リベンジしたいと思います。

2023年5月8日

毎年やってくるヘビ。

実家の庭に、毎年生えてくる不思議な植物。

今年も母が、「ヘビが生えたから見て‼︎」と嬉しそう。

調べてみたら、「マイヅルテンナンショウ」という名前らしい。

山野草としても2000円くらいで販売されているよう。

実家は、もともと「マムシ山」と地元で呼ばれていた山を開発してできた住宅街なので、庭には山野草が突然生えてくることもしばしば。

毎年、ふきのとうやゼンマイ、山スミレなどなど沢山の植えた覚えのない植物が生えてくる不思議な庭。

次は何が生えてくるやら。

2023年4月24日

田舎のとある蕎麦屋に行った時、敷地内になんと山羊がいました。
どうやらそのお蕎麦屋さんで飼っている山羊で、人馴れしているのか、近づいても全く動じず、のんびり草を食んでいる姿に癒されました。

その時ふと、幼い頃、動物が好きすぎて「ムツゴロウ王国で働きたい!」と言っていたのを思い出すとともに、大人になった今、そのムツゴロウさんがなんとも偉大で破天荒で、ものすごい人だったんだなと、しみじみ感じました。

人にも動物にも自然にも優しい世の中でありますように。
自分自身、その気持ちを忘れずに持ち続けたいなと思いました。

2023年4月10日

桜が散り葉桜になり、新緑の季節になりました。
桜は終わってしまいましたが、まだまだこれからも花の季節です。
ハナミズキも咲き始めました。シバザクラ、バラ、ラベンダー、アヤメ、サツキ、ツツジ、藤の花などなど。

何となく、花を見て歩いているとゆったりとした気持ちになります。
先日、オステオスペルマムという花(この時期花屋に行くといつもかわいいなと思う花でしたがきちんと名前を知らず)を買ってきました。開花期が長く、育てやすいとのこと。
しばらく家でも楽しみたいと思います。

2023年3月30日

2023年3月22日 水曜日
祝 侍JAPAN WBC全勝優勝!

あれから一週間たちましたが、
世の中の熱はまだまだ冷めてはいないようです。

私自身、野球はたまにTV観戦、しかも流し見する程度で、全く詳しくありません。
が、今回とても心を奪われました。

いろんな意味で、すごかった。
中でも私が感じたのは、チームというグループの力のすごさです。

優勝というチームのタスクのために、
プライドや私欲を脇において、
監督をはじめメンバー各々が、
チームのために、今この瞬間、何が必要かを考え、行動する。
その結晶が、
単なる個々の力の集合体ではないグループの力を発動し、
勝利を手にした瞬間を目の当たりにしたように感じたのです。

決して再現できない奇跡的なドラマの観客として、
メンバーと共に喜びや感動を分かち合ったように感じました。

どうやら私自身も、まだ熱が冷めていないようです。
そろそろクールダウンして、日常に戻らなくてはなりません。
またいつの日か、ハッピーな瞬間に出会えることを楽しみに、
地道に日々を過ごしたいと思います。

2023年3月18日

March comes in like a lion,and goes  out like a lamb

「3月はライオンのように訪れ、子羊のように去っていく」

先日知ったイギリスのことわざです。3月の始めはライオンのように荒れた天候が多いが、終わりは仔羊のように穏やかな天候になるという意味だそうです。

3月という月は、震災やコロナ禍、それ以外にもこれまで様々なことが起きてきた月として自分の中にありますが、これから来る4月、穏やかに迎えられるよう日々過ごしていきたいと思っています。

散歩道、水仙が力強く咲いて、目線を上げると早咲きの桜が陽射しをうけて眩しく映り、花粉症はありますが、外歩きが気持ちの良い季節になってきて嬉しいです。

2023年3月6日

この写真、なんだかわかりますか?
草木染めをして来ました。何の植物でしょう?

玉ねぎの皮です。我が家でも、1ヶ月ほど、皮をためていました。値上がりで、以前より、あまりたまりませんでしたが。

皮を煮だすとコンソメスープの香りの茶色い汁になります。そこで煮てから、ミョウバンの液に入れると鮮やかな黄色に。自然と拍手が起こりました。

写真はそれを干したところです。

なんだかんだで4時間。自然の不思議な美しさは人との繋がりも作ってくれ、終わる頃には皆打ち解けて良い時を味わいました。

2023年2月27日

小江戸川越に行って来ました。
30年前に友人の会社のバスツアーで三分の一は凶が出るというおみくじが辛口の喜多院に行って焼き芋を買って帰ったのを覚えています。
現在は蔵造りの街並みで、街中が名建築で長屋リノベーションが進んでいます。川越氷川神社により絵馬のトンネルをくぐり非日常を味わいたいみくじをひきました。小江戸おさつチップは食感がよく美味しかったです。時の鐘あたりは伝線がなく写真スポットです。歩くだけでワクワクの菓子屋横丁は日本一長いふ菓子やいちご飴など約30軒の菓子屋が並びます。
今度行った時は寂しげな路地で廃墟だった長屋が再生されていることでしょう。又、次回、蔵造りの町並みを守る取り組みが行われている川越に歴史を感じたいと思います。

2023年2月13日

「まなざし」
星野道夫さんの写真展に行ってきました。生誕70年、集大成といった感じです。
アラスカに渡り動物写真家になり、人間を含む自然を数多く撮してきた方です。「一瞬の表情」、それを撮るためにいったいどのくらい探し待ったのか?どの一枚も写真家の静かで優しいけれど鋭く確かなまなざしを感じます。大きく引き延ばされたパネルは迫力満点、どんどん引き込まれ、次第にアラスカの地にいるような感覚になりました。
たっぷり一時間半以上鑑賞し、外に出たら一変、美しいイルミネーションの世界。今この一瞬、彼の地ではカリブーが群れで旅をし、グリズリーは冬眠の最中…、シロフクロウはどこかで羽を休めている…、著書「旅をする木」の中の「もうひとつの時間」を思い出しながら帰途に着きました。

2023年2月4日

もう二月に入りましたが、寒い日が続いていますね。
私はどちらかというと暑い夏より寒い冬の方が好きなのですが、先週は強い風と共に、時に雪混じりの日もあって、さすがに早く暖かくならないかなと思ってしまいました。それでも暑くなるとまた寒い日が恋しくなります。
自分勝手だなと我ながら思いますが、四季のある中で暮らしていると、これもまた飽きないでいられていいなとも思えるのです。

2023年1月21日

『東向き』
数年前に初めて日の出を見ました。その後、今の時期は日の出の時間が遅いので、東側に雲がなければオレンジの太陽が登ってくるのが見れます。薄明から始まり、太陽が出て、建物や白い壁、部屋が暖かいオレンジの光線で染まってくる時間が好きです。
日の入りの時間帯には、西側の夕日はもちろん綺麗ですが、逆の東側の夕焼けはビーナスの帯と言われ、優しい女性的な色合いの夕焼けです。だんだん濃くなり夜の帳が下りてくる静かな時間は心が落ち着きます。
月も東側から出るのですね、恥ずかしながらこの歳になって初めて知りました。そして東側から出てきたばかりの月は大きくて太陽のようにオレンジ色なのですね!初めてオレンジの大きな月を見た時は、あれは何? UFOか?空飛ぶ航空母艦か?と思い怖くなりました。
最近、日の出の時間と月の出の時間をチェックしてます。
日の出が見れた朝は気分良くなります。
月の出が見れた夜は満足して寝れます。
私がオレンジ色の大きな月を見れるのは、満月後の1週間弱程しかないので、見れると充実感がいっぱいです。
以前はイルミネーションやネオンが好きだったのですが今は空も好きになりました。
今年はプラネタリウムで宇宙旅行をしようと思っています。

2023年1月10日

2023年が始まって10日ほど経ちました
「始まり」という言葉から昨年の思い出を

昨年、たまたま通りかかった「利根大堰 合口連絡水路」
ここは用水路に分水している施設のようです
見つけた時に私勝手に
「あっ見沼代用水路の始点?始まり?」とワクワク写真を撮りました
私は家の窓から見沼代用水路が見え
玄関出ると30秒で見沼代用水路という場所に住んでいます
幼い頃は、用水路に入ってザリガニとったり水遊びしたり、今はコンクリートに囲まれて、降りれなくなってしまったけれど
そんな思い出もある毎日見ている景色の「始まり」です

2023年1月4日

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

卯年なので、飛躍の一年にしたいな、と思うのですが…
「ぴょーん」と一気に大きな飛躍は狙わずに、身の丈に合った
「ぴょん」くらいでいこうと思います。

2022年12月24日

年の瀬に

今年も残すところ、あと数日。
「いやぁ、今年も忙しくて、大変な一年だったな。」と、まずは漠然とした思いが浮かぶのですが…。

手帳やスマホで撮った写真を見たりしながら、あらためて振り返ってみると「そうだった、こんなこともあったんだっけ。」と、大変だったことだけでなく、楽しかったことや嬉しかったことが思い出されて「今年一年、悪くなかったかも。」「むしろ、あんなことがあったのだから、すごく良い年だったんじゃない?!」という気持ちになり、元気が出ました。

ちょっとした「よかったこと」を書き溜めておくと、自分の「元気の素」にすることができるかも。
来年は、「元気の素」貯金に励もうと思います。

2月14日

冬から春へ向かうこの時期に開催されるイベントを一つご紹介します。
 
「染の小道」は、東京新宿区の落合・中井地域を中心として地場産業の染色を軸に街の活性化を目指すプロジェクトです。毎年2月の下旬の3日間、街ぐるみで取り組んでいます。中でも、昔は染め上げた反物を洗っていたという妙法寺川に掛けられた反物群は、地域の学校や福祉施設で作られたものもあり、全長300mあまり、水面に映る影も風にたなびくさまも一見の価値があります。
また、100軒以上の商店の軒に掛けられた暖簾は、一般募集されたもので、プロ、アマ問わず、さまざまな技法で作られており、ぶらぶら散策しながら楽しむことができます。
 
今年も、西武新宿線中井駅には、大きな暖簾がかかりあとは本番を待つだけ…。
私も暖簾作りに参加して3年目、今年は、電気屋さんの暖簾をバティック(ロウケツ)で染めて納品したところです。作るプロセスも楽しいですが実際に掛けられるのを想像するとドキドキです。
詳しくはホームページでどうぞ。

2月4日

早いもので、もう鬼は外の2月を迎えます。
本日は我が息子「武蔵」の話をさせてください。
武蔵は柴犬の雑種で、17年前に倉庫前に捨てられていたワンちゃんです。生まれたての彼は、とても可愛くて、3人くらいの家族に連れて行っては戻されて、遂にはまさかもう倉庫前には居ないであろうと確認しに行った我が家の息子となりました。
梅雨の雨の中、首輪が巻きついていても必死に起き上がって牛乳を飲もうとする、手のひらサイズの彼を観て、その生きる強さと勇気に武蔵と名付けました。
寡黙で吠えることなく、ハンディキャップを持った方に優しくて、セラピードッグでもいける様な神様のプレゼントです。
今年1月未明、天国に召されました。
最期まで、生き切りました。
 
Never give up!
Unconditional Love
そして死ぬまで生き切る事
 
を教えていただきました~
ありがとうございます。

1月18日

令和の御代になって2年目。
 
初詣は、厄年の時のご縁から、10年くらい通っている西新井大師様へ。
いつもように、1年間の感謝を込めて昨年のお守りはお返しし、今年もまた新しいお守りを購入しました。
その後、去年も行ったお店でお神酒を頂きました。
去年、相席になった、60代くらいのカップルと、40代くらいのカップルが、今年もいらして・・・。
だいたい、皆さん、年末年始の行動は、毎年同じなんですね(笑)。
「みなさん、お元気で良かった」と思いつつ、来年は別のお店にしようと思いました。
 
30年余りの平成の時代を思い返してみると、全力疾走していたのかな、と思います。
まあ、人生の一番良い時期で、人生の真ん中ですから、当然と言えばそうでしょうし、
またそういう華やかで勢いのあった良い時代でした。
ここ数年、同窓生との付き合いが頻繁になり、同時代を生きてきた人たちとの交流はいいな、としみじみ思い、みんな良い感じで年を取ったな、と思っています。
恩師を始め、同窓生も徐々に鬼籍に入っていき始めました。
そんな年齢になってきましたので、令和は、『したいことは全部する、したくないことは無理してしない』をモットーにしていきたいと思います。
 
年齢にみあう生き方、時代に合った生き方で。

1月4日

スタッフ日記をご覧の皆さま、新年、明けましておめでとうございます。とは言っても、実は今は年末でして、全然新年が来る気配がしないほど、周辺はばたばたです。
こんな風に日々が過ぎていると、なかなか1年を振り返ることもなく、こうしてスタッフ日記の順番が巡ってきたのは良い機会。私的には、今年は念願の初キャンプ、初登山が大きな収穫でした。台風のためにラグビーWCを見に行きはぐるという残念なこともありましたが、日本代表チームの頑張りに、ずいぶん元気をもらいました。皆さんはどんな1年だったでしょか。
先日、冬にしては暖かかった日に動物園に行ったのですが、大人でも十分に楽しめました。オランウータンが兄弟で小競り合い、それをお母さんがたしなめる…を繰り返し、動物も同じかあと思ったり、サル山ではあるサルだけが集団に入れてもらえなくて、サルもシビアだなと思ったり。もちろん、コアラやハムスターにほっこり癒されたりもしました。そんな動物たちは淡々と過ごしているように見え、あれこれ1年に評価を付けず、ただただ、無事に過ごせたことに感謝できればいいかなと思ったりしました。大変な1年だった方もいらっしゃると思います。皆さまも無事に年を越せていますように。

12月17日

【にゃんこ小噺】
 
 今日は我が家の猫の話をしようと思います。
 
あれは5年前のこと…
友人のツテで、半野良だった1歳の三毛猫ママと、ママが生んだばかりの茶白の子猫を引き取りました。
我が家にお越しいただき、1週間、2週間と経った時。何となく、ママのお腹が少しずつ腫れていっているような気がしました。前のネコを病気で亡くしていたので、「腹水だったらどうしよう…」と心配でたまりませんでしたが、病院に連れていけるほどまだ慣れてもいなかったので、遠くから見守っていました。
そして事件は3週間目に起きます。
いつものように仕事から帰ると、何となくいつもと家の中の雰囲気が違い、ちゃしろくんは何となくしょんぼりしていました。すると、「ぴぃ・・・ぴぃ・・・」と謎の声が。慌てて部屋中を探すと、何と!ママが!我が家で出産しているではありませんか!『膝から崩れ落ちる』という経験もまた人生初だったと思います…。
 ママはその後、一生懸命育児をしていましたが、出産5日目にして事件その2が起きました。生まれた子猫のうち、1番痩せてて小さかった白黒の子猫が首に怪我をしているではありませんか。荒ぶるママからその子を奪取し、急いで動物病院に連れて行ったところ、ドクターは「ママが首を噛む場所を間違っちゃったんだと思う」と言い、そして「怪我が深いからもしかしたらダメかもしれない。この子は体も小さいから」と続けました。
 しばらく考えに考えたものの、結局はママのところに戻し、この子の生命力に賭けることにしました。ママはミスもするけれど、とても愛情深かったので。そしてその賭けは大当たりで、ママは傷跡を懸命になめ続け、白黒ちゃんの怪我は治っていきました。
 さて、そうこうするうちに5年の月日が経ち・・・
 首に深い噛み傷を負った白黒の子猫は、我が家ですくすく大きくなり、何と今年の体重測定で8kg(!)に到達し、我が家のにゃんこファミリーで最もBigサイズになってしまいました。毎年ワクチンで病院に連れていくたびに「先生、あの死にかけていた子がこんなに大きくなりました」と言うと、先生が必ず苦笑するというやりとりを楽しんでいます。
 猫でも母の愛は尊いということと、人生最後まで何が起きるか分からない、逆転満塁ホームランだってあるんだ!ということを教わった出来事でした。

12月3日

 ラグビーのW杯が終わり、ラグビーというスポーツの認知度、魅力が広がり個人的によかったと思っている。大会中、大会後も、様々な関連話題が上がり勝敗を超えたノーサイド精神がクローズアップされ賞賛されている。そんな中、残念な出来事として語られるのが、決勝戦を戦い敗れたインングランドチームの行動だ。準優勝のメダルを関係者から首にかけられてもそれを即座に外したり、かけられること自体を拒否する選手もいた。この行動がノーサイド精神に反すると批判を浴びているのである。しかし、個人的には、この行動を批判する気にはなれない。他のスポーツではみることのできない勝敗決定後のノーサイド精神は尊いものであることに論はまたないが、負けたくやしさを素直に表現することは、それだけこの戦いにかけてきた証しとも思うからだ。感情発露することを大人の態度ではないという理性は、時に負の感情を心の中に抱え込むことにならないか。それを少しづつ発散し、浄化できればいいがそうはできない人もいる。そうした感情のため込みが、精神的にオーバーとなった時、人によってはその発現が暴力行動になったり、過剰な感情の抑制は人によっては、精神性な病理となって現れることもないとはいえない。嗜癖行動の異常性が依存行動として現れそれがアルコール依存症への向かう中で、多くの患者さんたちは、過去の生きざまの中で、自己の感情を抑え込んできた経験を持つ人は多い。
そんなわけでイングランドの選手たちの行動を無為に批判はしたくないのである。

11月15日

気温もだいぶ下がってきて秋の深まりを感じさせる日が増えてきました。
私はこの時期がとても好きですが、食べ物の味や映画などをしみじみ味わえるとともに、
気分が落ち込みやすい季節でもあります。
そんな時無理に気分を上げようとせず、季節と自分の気持ちに寄り添い、
身も心も暖かにしながら過ごすということも大切なのかなと感じている今日この頃です。

11月1日

4年に一度じゃない一生に一度だというラグビーW杯が日本で開催されています。
開幕のロシア戦は30-10で勝利。
優勝候補のアイルランドを19-12で破るという番狂わせを起こした日本。
個々が強く破壊力があるサモアに38-19で勝ちました。
ラグビーは消耗が激しく休みが短ければ明確に不利になるため日本はゆったり日程で中6〜7日で戦えるのはまさに開催国特権と言えます。
悲願の決勝トーナメント進出に大きく前進しています。

10月15日

アルコールデイケアで、新しいレクリエーションが誕生しました!!
その名も「卓球バドミントン」。
デイケアのメンバーさんが、何か月もかけて構想をねり、試行錯誤をくり返しながら作り出した、白峰クリニックアルコールデイケアのオリジナル競技です。
これが、とても楽しい!!!!!
3人1組のチーム対抗戦で、ネットを張って、椅子に座って、卓球ラケットでバドミントンのシャトルを打つゲームです。
メンバーさんたちも大好きで、毎回とても盛り上がります。
最近では、みんながあまりにも上達して速いラリーが続くようになり、白熱した試合展開が繰り広げられるようになりました。
こんなにおもしろいレクリエーションを考え出せるメンバーさんたち、素晴らしいです!!
白峰クリニックだけで行っているのがもったいないくらいです。

10月1日

みなさんは「みそパン」というパンをご存じでしょうか。
ご存じない方はしょっぱい味噌が塗られたパンをイメージして、驚くかもしれません。
みそパンは群馬県の沼田市で生まれた菓子パンです。同じく群馬県の名物である焼まんじゅうをパンにしたいという思いから開発されたそうです。
                                                                                                                           
甘じょっぱいみそと少し固めのパンは相性抜群なので、甘いものがお好きな方は気に入って頂けるのではないでしょうか。
 
みそパンは、温める時にレンジではなくフライパンやストーブの上で火を通して食べると一味違った味わいが楽しめます。
ぜひ召し上がる機会があった際にはお試しください。

9月3日

今年の梅雨明けが7月下旬、梅雨明けとともに暑い夏です。
暑い夏は冷たいめん類が恋しくなるこの頃です。
私はそば好きからそばを打ってみたいと思い、そば打ちに挑戦しています。
そばは、たんぱく質、炭水化物が豊富で栄養価が高い食品で、繊維質が多く、腸をきれいにする効果やマグネシウムが多く含まれていて、糖尿病の予防や改善に効果が高いそうです。そば打ちは水まわし、こね、のし、切りの4工程があり、それぞれに奥深さを感じますが、まずは楽しむことが大事とそば打ちを楽しんでいます。
食べ物や飲み物を調節しながら、暑い夏を乗りきりたいですね。

8月15日

ここ数年の夏は、「かき氷」にとても癒されています。
 
数年前、台湾かき氷に出会ったことをきっかけに、「ふわふわの氷」に魅了されました。
近隣のお店を探して食べに行ったり、ショッピングモールやデパートで行われるかき氷のイベントに参加したり、いろいろなかき氷を食べに行くことが私の夏の楽しみになっていました。
近年のかき氷はふわふわな氷はもちろん、シロップも手の込んだジャム系からチーズやチョコといった、もはやケーキやパフェを思わせるものなど、とても種類が豊富です。しかしいろいろ楽しみましたが、結局は昔ながらの「いちごミルク」に私は戻ってしまいました。
子供の頃から「美味しい!」と食べていた心象風景的な理由なのか・・・、一杯1000円前後の価格に対する経済的な抵抗感なのか(〃ノωノ)・・・
昨年からは、コンビニのいちご練乳系のかき氷にもハマり、今年も売り出されるのを楽しみに待っていました。
最近は、お風呂上りが至福の時間です。

8月1日

白峰クリニックには、デイケアがあります。私は、うつと不安のデイケアを担当しています。このデイケアでは、毎週ゲームというプログラムがあります。すごろくをメンバーの皆さんと一緒に作って、後日、そのすごろくを参加者で楽しむ企画をしています。

すごろくは、その季節の日本旅行をテーマに制作します。
マスの製作が面白いです。
「□□とは何か」のクイズや、「モノマネしてください」などのイベントがあって、クリアすると「〇マス進めます」など、工夫を凝らして作られます。
クイズの回答が三択で、その三択に、オチがついていることがありまして、そのクイズを読んでいるだけで、笑いが起きます。
また、手作りで製作するので、いろんなことが起こります。
「△△へ進め」という指示があるのに、その△△がなかったり、クイズがあるのに解答が書かれてなかったり、「スタートに戻る」がいくつもあったり、一回休みが何度もあって、なかなかサイコロをふる順番が来なかったり・・・。
ほんといろんなことが起きます。でも、みんなで作ったもののせいか、それがまた面白く感じたり、一緒に笑えたりします。
すごろくをやっていて、おもしろいイベントは、「一位と最下位がいれかわる」です。一位を走っていた人が、突然最下位になってしまうイベントです。
衝撃的な出来事なので、それに当たった一位だった人は、「え~!?」と驚いてしまいます。ですが、次のタイミングで、また入れ替わることも起こります。
デイケアのねらいは、ゆったり過ごして養生してもらうことなのですが、ゲームのプログラムでは、慌ただしいので、ゆったりできないこともあります。
 
 いろんなプログラムがあるので、こんな雰囲気のもあっていいかなと思います。
もちろん、体調によって、休息室で過ごす方もおいでです。気軽な気持ちで参加して下れば幸いです。

7月16日

昨年は記録的な猛暑に襲われた夏でした
令和元年の今年はどんな夏になるのでしょうか
 
七夕、海、花火
夏と言えばと考えるといろいろ浮かんできます
 
夏草や 兵どもが 夢の跡 (松尾芭蕉)
こんな句も思い出しました
 
楽しみながら過ごしていけたらと思っています
皆様も体調に気を付けてお過ごし下さい

7月2日

「ゲーム」が新依存症に!? 
【共同通信より引用】
世界保健機関(WHO)総会は2019年5月25日、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を新たな依存症として認定した「国際疾病分類」最新版を承認した。
アルコールやギャンブルなどの依存症と並んで治療が必要な疾病となる。新疾病分類は2022年1月から施行され、世界中の医療関係者が診断や調査で使用する。
 スマートフォンなどの普及に伴い、世界各地でゲーム依存が広がり、睡眠障害の例が報告されるなど問題化している。WHOは国際的な標準となる病気の分類に加えることで、治療や予防法の確立につながると期待している。

6月15日

日記を書く順番が回ってきてしまいました。
一年って本当に早いです…。
 
昔々、業務終了後に外部機関の方々がいらっしゃいました。
当院は二階から三回が吹き抜けになっています。
当時の天井ライトは水銀燈でした。
この建物は船を意識してデザインされているとのことで、それでなのか?水銀燈とはそういうものなのか?
スイッチを入れるとぼんやりと海の色になり、ふわ~っと明るくなってゆく、とってもお洒落なライトでした。
そのライトがよりによっての最悪なタイミングで故障しまして、少しでも明るくするためにと三階から屋上に上がる螺旋階段にランタンを置いてみました。
 
残念なことに、明るさ全く効果なし^^;
 
オブジェとして終わりました(T ^ T)
 
現在はLEDに変えています。

6月1日

みなさんは、アニメを観ることはありますか?
今やアニメはもはや子どもだけが観るものではなくなってきており、十数年前からは深夜帯に数多くのアニメが放映されるようになりました。私も深夜帯に放映されているアニメをいくつか録画し、楽しんでいる大人の一人です。
私とアニメの付き合いは、ヤマト、ガンダムに始まる、いわゆるSFアニメ全盛期以来。その時その時のマイブームはありましたが、気がつけばここ数年は、中高生が主人公のアニメを観ることが多くなってきました(考えてみれば、今や登場人物の殆どは私より年下になっているのですから、当然のことなのかもしれません…自分が歳をとったことを実感)。
 
最近のアニメは昔に比べ、技術面の進化(簡単に言えば、絵がキレイ)もさることながら、キャラ(登場人物)の心の葛藤や成長を丁寧に描いている作品が多くなりました。また、主人公以外の脇役キャラにもストーリー性をもたせ、物語を様々な角度から見せることに加え、人にはいろいろな思いがあり、それぞれの生き方があることを再認識させてくれます。『わかるよ、わかるよ、人生そういうこともあるよ』『そうそう、それを乗り越えれば見えてくるものがあるよ。もうちょっとだよ、頑張れ』…そんなことを思いながら、テレビの前でキャラ達に声援を送ったり、キャラの思いやセリフに共感して涙している自分がいます。
 
さて、今日から6月。今期(2019年春)のアニメもそろそろ佳境を迎えます。物語はどのような結末に向かうのか、それぞれのキャラはどのような生き方を選択することになるのか、目が離せません。そして、7月からは来期(2019年夏)のアニメが始まります。今度はどんな出会いが待っているのか…。時には、映画館に足を運ぶのもいいな、そうだ、懐かしいアニメを久しぶりにじっくり観るのもいいか…私のアニメとのお付き合いは、まだまだ続きそうです。

5月16日

関西のとある駅のカベに
危険! 歩きスマホ ・ 千鳥足  禁止
と書いてありました。
 
歩きスマホは意志でやめられるけど、千鳥足は意志の力ではやめられないかも。。。
お酒による危険なこと・心配なことがありましたら、お気軽にクリニックにご相談ください。

5月6日

今年は花を見る機会に恵まれました。
デイケアで、二度も。
天気が良く、青空の中での桜。
青空とのコントラスト
何かをついばんでいる小鳥
ゆったりした時間の流れを感じました。
しかも、そこに お団子やおいしいお弁当
久しぶりの空の下での食事でした。
 
温かくなるこの季節 シートとおにぎりでも持って、
ふらっと出かけてみようかなぁ。

4月16日

先日「第7回 さいたマーチ 見沼ツーデーウォーク」に参加してきました。
 
第1回から毎年参加していますが、今年も20キロコースを歩いてきました。
今年は桜が開花してからのウォーキング。満開に近い桜の木の下を、お友達とおしゃべりをしながら歩き、青空の下で昼食をとり、リフレッシュしてきました。
 
そして毎回ちゃんとゴールの時間が早くなっています。もちろん今回も前回より早くゴール出来ました。
 
また今日から次回のゴール時間短縮に向けて、歩く時間(私にとっては、リフレッシュの時間とも言います。)を確保しようと思います。

4月3日

先日 息子が 卒業しました
とても 素晴らしい 卒業式でした
 
卒業生代表のことば 今までの思い出 感謝の気持ちが こめられていました
 
式歌は 旅立ちの日に 
 
いま 別れのとき 飛び立とう 未来信じて 弾む若い力信じて このひろい
このひろい 大空に
 
自分の卒業式は 式歌って あったかな…贈る言葉だったような…
 
入退場の音楽 ブラスバンドも 栄光の架け橋だったり 時代を感じながら
 
最後 卒業生退場の クラス事に 後ろを向き 先生方に 感謝の気持ちを叫んで 一礼し 退場したのは 今までで はじめてで とても よかったです
 
すべてに 感動しました
 
いまでは わたしの背を 追い越し 頭のてっぺんが 見えなくなってしまった
大きく 育った息子
 
今日の日を忘れずに いままで どおり
楽しく たくましく 元気に 過ごしてほしいと 願います
 
次は 出会い 入学式です

3月14日

「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」
 
この言葉は、よく禅寺などの玄関にある言葉です。
 
「脚下」とは足元のこと、また照顧とは反省すること、しっかりみることの意です。
 
履き物を脱ぐときに、きちんと揃えよという訓戒だけでなく、自分の足元を常に見つめ、過去の言動などよく考えるべきという自己反省に繋がる心得だそうです。
 
この言葉を座右の銘とし、しっかりと足元をみつめ精進して参りたいと思っております。

3月1日

「洗骨」という映画を観てきました。
“洗骨”とは,現在でも沖縄県の離島に残る風習で,亡くなった方を一度土葬あるいは風葬を行いご遺体が骨となった後,骨を洗い清め,再度埋葬するというものです。ラジオでこの映画のことを耳にし,かつては沖縄や与論島などで行われていたこの風習について知りたくなり,観に行きたいと思ったのです。
 
 観る前はちょっと怖いなと思っていたのですが,笑って泣けるとてもハートフルな映画。洗骨のシーンは神秘的で神々しささえ感じました。
 
あの世へ旅経つ前に,大切な家族を最後に,丁寧にお風呂に入れてあげているような,そして洗骨を通してもう一度亡くなった方と出会い,改めてその死を受け入れ,最後のお別れをする,そんな感じがしました。
 
亡くなった後,3~7年の間に洗骨が行われ埋葬するそうです。映画では4年後でした。遺族にとっても大切な方が本当の意味で亡くなったことを実感し,お別れするにはそのくらいの時間が必要なのかもしれません。
 
 圧巻は奥田栄治さんの演技。仕事も妻も失い,お酒におぼれる“おとう”役は必見です!

2月15日

先日、電車遅延のため、埼京線与野本町駅から当院まで歩きました。
以前から、一度は歩きたいと思って実現できずにいました。
スマホを使って119号線に出た後は、京浜東北線与野駅までは道形でした。
途中、歩道が狭いところもありましたが、駅前の高層マンションが見えると一安心。
朝から汗ばみましたが、頭がすっきりした感じで、小さな達成感がありました。
時間に余裕のあるときには、またやってみたいと思いました。

2月1日

 寒い日が続きインフルエンザも流行していますので、睡眠や栄養、休息をしっかりとって体調管理に気をつけて下さい。
 
先日さいたま新都心の駅周辺やけやきひろばなどで大道芸フェスティバルが開催され観に行ってきました。今回で16回目だそうですが、昨年初めて観てあまりの楽しさにはまってしまいました。マジック、パントマイム、ジャグリング、コメディ、ストリートダンス、アクロバットなどなどいろいろな大道芸が入場無料で観られます。今回の自分のベスト3は「UN-Pa」「ダメじゃん小出」「フレディーノ」でした。
今から来年が待ちどうしいです。
 
 体内にNK(ナチュラルキラー)細胞という免疫細胞がありますが、がん細胞を攻撃して退治する働きがあります。多くの研究でこのNK細胞は笑うことでも活性化することが明らかになっています。逆にストレスが多いとNK細胞の働きが弱くなったり数が減少してしまいます。「笑う門には福来たる」といいますように、ふだんの生活の中でストレスを上手に発散し大いに笑うことが健康にもつながるでしょう。

10月16日

地図少年のグレートジャーニー  
--- タンザニアからパタゴニアへ ---
その3 アフリカ大地溝帯
          
 ンゴロンゴロを去り、乾燥した丘陵地帯を上ったり下ったりしながら、アフリカ大地溝帯(Great Rift Valley)に向かった。空から観た地溝帯を自動車で訪れるのである。
 アフリカ大陸の北にはじまりモザンピークあたりまで南北に走る大地溝帯は大陸を東西に裂いている。地図でみるとシナイ半島は、東はアカバ湾、西はスエズ湾に囲まれている。アカバ湾の奥の延長線上に死海・ヨルダン川・チベリアス湖などがある。この線がアフリカ大地溝帯の北辺であろうが、その先については、つまりレバノンの地形とアフリカ大地溝帯との関係については、私の地図からでは見当がつかない。
 アフリカ大地溝帯は紅海をつくってアフリカ大陸をユーラシア大陸から引き離し、エチオピア・ケニア・タンザニアの内陸部を走りモザンピークに至る。大地溝帯に沿ってナイル川(上流部)などの大河が流れ、タンガニーカ湖・マラウイ湖などの巨大な湖沼が連続している。東リフトバレーと西リフトバレーに挟まれる形でビクトリア湖が存在する。ンゴロンゴロ巨大クレーターの次に訪れた東大地溝帯に位置するタランギーレ国立公園(Tarangire National Park)では大地溝帯の地理を見ることができた。
 アフリカ大地溝帯は所によっては100Mの断崖で周囲と一線を画しているとのことであるが、タランギーレでは長きにわたる歳月の風化により辺縁の地形は次第に崩れ、斜面状をなしていった。ところにより断層が露出している斜面を降りていくと地溝帯の底をなす広大な領域に到達した。地溝帯の内部は湖あり川ありで動植生豊かであった。
 
 アフリカ大地溝帯周辺はホモ・サピエンス誕生の地と言われる。ここでホモ・サピエンスは進化し、ここから人類の拡散の旅・グレートジャーニーへと出発したのである。タランギーレをめぐりながら、いつの日かグレートジャーニーの終着点・パタゴニアを訪れたいと思っていた。
 自分は少年の頃は地図少年であった。地図をみながら想像のなかで河をのぼる舟にのり、河をくだり、鉄道に乗り平原を渡り、好きな場所から山を眺めて世界を旅していた。グレートジャーニーもその一つである。そのようにかつて地図に旅したグレートジャーニー。大足の人パタゴンが棲んでいたというパタゴニア。一度は行ってみたいところパタゴニア。地球の裏側にあり遠すぎて訪れるのも容易でない所であった。人生の残りの日々は少なくなり、ついにパタゴニアを旅することにしました。 
 準備として即席にスペイン語を勉強した。通勤の行き帰りはスペイン語を聴いた。でも、一ヶ月の即席スペイン語では、文字の基本的な読み方と簡単な挨拶程度しか習得できなかった。ここでも語学の才に乏しいと認めざるをえなかった。
 

10月2日

地図少年のグレートジャーニー  
--- タンザニアからパタゴニアへ ---
その2 ンゴロンゴロ自然保護区
 
 一昨年タンザニアを訪れる機会があった。アジスアベバで国内便に乗り換えた。キリマンジャロの南山麓に位置する空港までの国内便であるが、それが実に興味深い空路を飛ぶものであった。すなわちアフリカ大地溝帯の空を北から南に沿うように飛び、大地溝帯の様を空から観ることができたのである。眼下には、おおよそ南北方向に連続〜不連続する渓谷と山脈があり、渓谷のなかを大小の湖沼があまた連続して認められた。地図からすれば大きな湖は北から Abaya湖、Chamo湖、Turkana湖などであろうが、どの湖がどの名称に相当するのか確認するすべはなかった。国内便は高度を下げながらキリマンジャロの西側から回り込むようにして南麓の空港に着陸した。
 キリマンジャロは赤道直下に位置する標高5895Mの山である。山麓にはトウモロコシ畑が広がっていた。空港から車で1時間ほどのところにMoshiという街がある。キリマンジャロ登山の基地のような街で、ホテルは高い塀で外部から隔絶されゲートには門番が立って人車の出入りをチェックしていた。銀行の入口にはライフル銃を携帯した警備員が立っている。治安は悪いようにはみえず、人びとは陽気であった。
 まちMoshiの街からキリマンジャロにむかって登っていくと、植生はサバンナから熱帯雨林に変化していく。高々として樹がしげる雨林の下にはエレファントトランクなどの花が咲いている。雨林を抜け、高山乾燥地帯にでる。そこは荒れ地で半球形の灌木が白っぽい花を咲かせていた。遠くにはキリマンジャロの山頂と山頂近くの氷河が望まれていた。   
 下山してからタンザニアの三つの国立公園・自然保護区を訪れた。本当はセレンゲッティ国立公園まであしをのばしたかったが、陸上の悪路をまる一日走らなければ到達できない、とのことで諦めざるをえなかった。
 直径20KM弱の巨大クレーターがそのまま保全地域に指定されているンゴロンゴロは圧巻であった。多分、ンゴロンゴロは人間が来なければ地上の楽園であろう。ンゴロンゴロの外輪山の砂礫の外側斜面をのぼり終わると眼下に緑の巨大クレーターが存在していた。そこは大地溝帯が形成されたころの大噴火の名残で、巨大クレーターの内側は緑したたる草原で川あり湖沼ありで、囲む外輪山は標高が二千数百メートルあり外部から隔絶されているかの如くであった。
 クレーター内部の草原は野生動物の宝庫であった。流れが留まる沼には河馬の群れが浮いていた。流れの最終地は広い湖で塩湖と化していて渚辺にはフラミンゴが群れていた。草原にはライオン・水牛・ヌー・縞馬などが午の睡りを貪っていた。(夜になれば弱肉強食の世界に激変するのであろうが)。
 

9月15日

地図少年のグレートジャーニー  
--- タンザニアからパタゴニアへ ---
その1 大移動
 
 ものの本によれば、遺伝的な証拠や化石の証拠によると現生人類のホモ・サピエンスは20万年前から10万年前にかけておもにアフリカで進化したのち、6万年前にアフリカを離れて長い歳月を経て世界各地へ広がり、先住のネアンデルタール人などの初期人類集団との交代劇を繰り広げた。ホモ・サピエンスはアフリカからユーラシア大陸に拡散したが、さらにその一部は新大陸(北アメリカ・南アメリカの両大陸)におよそ1万4千年から1万3千年前ごろに到達した、と考えられている。この時期は最終氷期(現在は間氷期)にあたっており夏の気温が10~15度下がったと考えられ、大量の水が氷として陸上に閉じこめられたため海水面が現在よりも100mも低かった。そのためユーラシア大陸と北米大陸は陸続きであった。この地続きになっていた現在のベーリング海峡をわたって、モンゴロイド系のホモ=サピエンスが北アメリカ大陸に入り、ほぼ1000年間で南米南端のフエゴ島まで拡散し、各地の自然環境に適応して生活するようになった、とのことである。
 パタゴニアの地名はマゼラン海峡にその名を残すマゼラン等が1520年にこのあたりを旅した折に見た先住民に由来する。彼らはグアナコの毛皮をつけた大きな足の先住民を見てPata (足)・Gon (大きい) といい、それがパタゴニアの語源になったとのことである。
 マゼランの当時にいた先住民はヨーロッパからの略奪者および入植者にことごとく殲滅され、或いは混血しており、現在パタゴニアに残存している先住民はごく少数である。(この少数の人びとについては写真家・野村哲也氏がナバリノ島を訪れ面会し、著「パタゴニアを行く」中公新書に記録をのこしている)。
 

お見舞い

 
このたび台風21号、また、北海道を震源とする地震で
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 
皆様の安全と被災地の1日も早い復興を心より
お祈り申し上げます。
 
白峰クリニック スタッフ一同

 

お見舞い

 
このたび西日本を中心に降り続いた大雨により、
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 
今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様の
ご安全を心よりお祈り申し上げます。
 
白峰クリニックスタッフ一同

7月10日

父の日
 
庭の梅が今年も実りました。
 
父が生前に、
引っ越し祝いに植えてくれた木です。
 
特に手入れはしてないのに、
毎年収穫できます。
 
これからの季節は、
梅ジュースを飲んで、
暑さに馴染んでいきます。
 
今年は、
梅をめんつゆで漬けてみました。
そうめん・サラダ・浅漬け…。
夏の楽しみになりそうです。
 
記憶の中の父は、年を取りませんが、
私はあと少しで、追いつきます。
 
いつも見守ってくれて、ありがとう。
これからも、1日1日ベストを尽くしていきます!
 

6月15日

あと1ヶ月でごほうびハワイ。
去年、はじめての海外旅行。初ハワイ。
空港についたときのハワイの空気に感動。
ハワイ通の友達と一緒だったので、安心して大満喫。ハワイに恋して帰ってきました。
今回は、西の方に行こうと計画中、マーメイドケーブという、人魚がすむと言われている、スピリチュアルなスポット。
洞窟をはしごで降りるそうな。
あとは海でパドルアップサーフィン、KCCファーマーズマーケット、ナナクリビーチでサンセットなどなど行く前の考えてる時間も最高に楽しいです。
おいしいご飯食べて、素敵な景色に癒やされる女子旅、満喫してきたいと思います。
 

6月1日

ノルー・フォー・ライフって知っていますか?
がん従圧を目指し、がん患者や家族、支援者らが夜通し交代で歩き、勇気と希望を分かち合うチャリテーイベントです。
1985年、アメリカ人外科医が「がんは24時間眠らない」「がん患者は24時間闘っている」というメッセージを掲げて、がん患者の勇気をたたえ、支援するために走りました。いまや、世界20ヶ国で開催され、毎年世界中で400万人を超える人たちが参加しています。
日本では、日本対がん協会と各地のボランティアでつくる実行委員会が全国40カ所以上で開催しています。シンボルカラーの紫は「希望の色」と呼ばれ、太陽・月・星をかたどったロゴは、24時間がんと闘うことを象徴します。
今年も仲間でチームを組んでおそろいの紫のTシャツを着て、夜通し交代で歩きたいと思います。

5月15日

新年度が始まり、またあらためて思ったこと。
継続するって難しい・・・
 
4月になり、作る弁当の数が増えました。
今まで何度となく挫折した弁当作り。休日にまとめて手作り・・・続きませんでした。
 
今、新年度を迎え、やっと1か月。何とか続いている方法。
前の日にメニューを決めておき、朝の1時間、朝食と弁当作りに充てる。
ちょっと早起きになりますが、今のところ続いています。
 
今の時代、色々な便利なものがあります。
充実した冷凍食品。
野菜がカットされて冷凍されているもの。肉がカットされ冷凍されているもの。
お弁当用のカップが入れられる容器。(おかずを多めに作ったとき冷凍できる)
行き詰った時に見ることができるスマホのレシピアプリ。(動画で作り方を見ることができるアプリがある)
 
などなど、いろんなアイテムを駆使しながら、今度こそは、長く続けられるといいなぁと思っているところです。

5月1日

1日が終わって寝る前のひととき
小さな箱の中から取り出すのは「針と糸」
毎夜一針一針チクチクと
少しずつ作品が出来上がっていく楽しみ
至福の時とでもいうのでしょうか
上手く出来上がったとか、不出来だったとか
そんなことは気にしません
こんな小さな時間が日々の活力なのです
 
写真は某通販の初心者向け刺繍キットで作りました
刺繍初作品です

4月14日

桜が芽吹く四月、一休さんで有名な一休禅師は次の様に詠っています。
 
ちれば咲きさけば又散る春ごとの花の姿は如來常住
桜木を砕きて見れば花もなし花をば春の空ゆもちくる
花を見て色香もともにちり果てゝこゝろなくても春は來にけり
 
この意味は、桜の花が咲く前に、桜の木を切って探してみても、その中に花の姿は見当たらないけれど、それでも春には花が咲くという意味です。
 
これは当たり前のことですが、何にも左右されず、褒められても、褒められなくても、春になれば花を咲かせ、綺麗な花に執着せずにすぐに散ってゆく、そんな桜の姿からの学びを一休禅師は説いています。
 
このお話は、褒めても、褒められなくても、日々断酒を続けておられる方々の姿と重なるところがあり、それは私自身の学びになっております。

4月3日

さくらの花が咲きました。
 
きれいな花に誘われて、最近、街の中を散歩してきました。
 
さいたま市内を回ったのですが、気持ちよく歩けました。
 
さいたま市は、駅の近くは大きなビルがたくさんあり、駅から10分歩いて離れると住宅地になり、さらに10分歩くと田畑が見えるようになってきます。
 
駅から離れたところは、田畑があるのですが、ネギが植えてあったり、小松菜があったり、あと、、、ぱっと見だとわからない作物が植えてあります。
知識のなさが悔やまれます(+_+)
 
車で走ってまわることはありますが、散歩するとゆっくり回れるせいか、見えてなかったものが見えてきます。
 
草花もそうですし、気づかなかったお店とかもありました。
思いがけず豪邸があったり、さいたま市のいろいろな表情を見ることができます。
 
今度は、カメラをもって、もっとゆっくり散歩したいなと思いました。
 

3月15日

 
 以前から気になっていた「カノン」という映画を見ました。
2016年公開の、母と三姉妹、家族再生をテーマとした映画です。
昨年、アルコール依存症のセミナー等で公開されるなど、一部で話題となった映画です。
 
「 許して下さい。
あなた達のお母さんは生きています。 」
 
祖母の葬儀で集まった三姉妹が、祖母からの手紙で死んだはずの母の存在を知ります。
19年前、なぜ母は姿を消したのか?
なぜ約束を守ってくれなかったのか?
 
母へのわだかまりを抱えたまま大人になり、恋や家庭や仕事に奮闘する三姉妹は、母の過去を辿りながら自分たちの傷に向き合い出します。
 
美しい富山・金沢の風景とカノンの音楽に、ゆっくりとひきこまれ、母親役の鈴木保奈美さんの姿に涙が溢れる映画でした。
 
アルコール依存症という病気の悲しさ、一人断酒の難しさ、を多くの人に知ってもらいたいと強く強く感じました。
 
 
 

3月1日

またクイズです!
 
「平均年齢46・5歳」
「1カ月平均金額5.5万円」
なんの数字かわかりますか?
 
正解はギャンブル依存症の平均年齢であり、ギャンブルに使った1か月の平均金額です!
 
 
ギャンブルをやめられない「ギャンブル依存症」が疑われる成人(75歳未満)が全国に約320万人(3・6%)いると推計されることが平成29年9月29日、久里浜医療センターなどの研究班の全国調査でわかりました。
諸外国のこれまでの研究結果と比べて高く、研究班代表の松下幸生・同センター副院長は「単純比較はできないが、パチンコなどギャンブルが身近にありいつでも利用できる環境が影響している可能性がある」としています。
 
調査は平成29年5~6月、全国の20~74歳の男女1万人を対象に行われ、4685人が面接での調査に回答しました。
このうち、過去1年間に限ってギャンブル依存症が疑われたのは0・8%(32人)で、日本全体では約70万人と推計されます。男性1・5%に対し、女性は0・1%でした。平均年齢は46・5歳で、掛け金は1カ月平均で約5・5万円。最もお金を使ったのは、パチンコ・パチスロ(26人)が突出して多かったです。
 
諸外国で過去に行われた同様の調査では、オランダ1・9%、フランス1・2%、スイス1・1%などとなっており、日本の3・6%は高い結果となります。これはパチンコ・パチスロ店の数の多さが関係していると思います。確かに郵便局とコンビニとパチンコ屋はどこにでもありますね。
 
ギャンブル依存症をめぐっては、平成25年度に厚生労働省研究班が行った依存症に関する調査で4・8%とされていましたが、ギャンブル依存に限った調査は今回が初めてということです。
 
当クリニックでもギャンブル依存症再発防止プログラム始めて2年目を迎えています。当たり前の話かもしれませんが、継続して参加されている方は回復に向かっていて、中断される方は再発しています。
 
何事にも「継続は力なり」のようです。
 

2月14日

スタッフ日記に書くネタを探し続けています。
ネタ!ネタ!と探し回っていると見つからないもので、疲れた時に無意識にパッと視界に入る景色が『おっ!これ使える!』となる確率高いです。
気張りすぎの視界不良によるゆるみ効果なのか?
 
昨年のとある雨上がりの夕方に『虹がかかってますよー』とお声をかけていただきまして、即座にパシャリ!
 
どうですか?
どこから撮影したかわかります?
 
偶然による奇跡??(大げさ^^;)
 
待合スペースからアルコールデイケアスペースへ繋がる階段と虹が繋がっているように見えます。
見えます…よ…ね? 私には見えますっ!!
狙って撮っていません。私にそんな技術はないのです…
 
次はどんな偶然に出会えるか?
院内でのネタ探しは続く…
 
窓掃除しなきゃなのですが、届かないのです(T ^ T)

2月1日

日本には様々な年中行事がありますね。
2月といえば、節分。最近は、関西地方を発祥とした恵方巻が浸透してきたきらいがありますが、関東に住む私にとっては、節分=豆まきというイメージです。とはいうものの、「鬼は外!福は内!」と声を上げて豆をまいたのはいつだったか…。皆さんはいかがですか?
 
豆まきの由来や正しい豆まきの仕方など、調べてみると興味深いことが書かれていますが、それは別の機会に譲りましょう。豆まきの後は、1年の厄除けを願い、自分の年齢よりも1つ多く豆を食べますよね?(新しい年の厄払いなので1つ多く食べる、いわゆる 数え年として1つ多く食べる、もともとが数え年と考え新年の分を加えて2つ多く食べる、満年齢のまま食べるなど、地方によって異なるようですが、自分の年齢プラス1~2粒ということで、食べる豆の数は、自分の年齢が大きくものを言うことにかわりはないようです)。
今年大台に乗ってしまう私。福豆とはいえ、そんなにたくさんの炒った豆を食べられるのか?!そんなことを考えていたら、いいことを知りました。
 
 
「福茶」というものをご存知でしょうか?
福茶は、黒豆や切り昆布・梅干しを入れた縁起物のお茶のこと。無病息災を祈りつつ大晦日やお正月、節分に飲むそうです。お正月に飲む福茶は“大福茶(おおぶくちゃ)”と呼ばれ、平安時代の京都で疫病で苦しむ民に空也上人が振る舞った薬茶が起源という説があり、今でも、北野天満宮や空也像のある六波羅蜜寺で、お正月に参拝者にふるまわれるのだとか。
 
節分の福茶は、福豆3粒(スーパーで売っている豆まき用の炒り豆でOK)、塩昆布もしくは昆布の佃煮適量、梅干し1粒をお椀に入れ、熱湯(緑茶やほうじ茶でもよい)を注いでつくるそうです。福豆が3粒なのは縁起のいい吉数だから。「まめまめしく働ける」という意味もあります。また、昆布は「よろこぶ」、梅は「おめでたい」松竹梅から。
 
様々な行事には由来があり、それを知ることで先人の思いや願い、知恵を知ることができます。地域によって風習が異なるものや、諸説あるというものも多く、それを知ることもまた面白いなぁ、と再確認。実際に行事を行うとなると、準備や手間が必要となりますが、アナログな昔ながらの行事を執り行うということが、一息つくことになったり、物の見方を変えたり、いずれにしても今の生活に何かを教えてくれることになるのではないか、と思ったりします。
 
今年は毎月の年中行事に思いをはせ、ちょっと豊かな一年を過ごすことができればいいな、と思いました。まずは早速豆を買わなくちゃ。

1月23日

1月22日(月)大雪が降りました。
町も木も家も、真っ白に。
すっかり雪国の景色になりました。
 
浦和にある調神社(つきのみや神社)の雪景色です。
雪だるまは何を思っているのでしょうか。

1月11日

毎年、正月に餅つきをしています。
力だけに任せて、杵をつかうとすぐにうでがあがらなくなってしまいます。
杵の重さをうまく使って振り下ろすことで、うまくお餅をつくことができます。
餅つきだけでなく、人づきあいや仕事でもなんでもコツがあることをしみじみ感じさせられる正月になりました。
筋肉痛と共に思い知らされたという方が正確かもしれません。
 
つきたてのお餅はたいへん美味しいものでした!

12月22日

カイロス ~主観的な時間~
 
12月はいろいろな人と会っています。
公園、羊肉のお店、鎌倉…いろいろな場所に出向いています。
話していると、相手と出会った当時にもどったような感じになったり、時がとまっているような感じになったりします。
あと、相手の思いに包まれるような感じになったりもします。
私にとってはとても心地よい時間です。
 
ギリシャ語には、「時間」をあらわす言葉がふたつあるそうです。
「クロノス(絶対的な時間)」と「カイロス(相対的な時間)」というらしいです。
…なんだか難しいですが、クロノスは客観的な時間(時計が刻む時間)で、カイロスは主観的な時間(好きなことをやっているときにあっという間に時間が過ぎる とか)というかんじ…ですかね?
話しがひろがってしまいましたが、今月は自分にとって良い「カイロス」をたくさん持てているのかもしれません。
 
寒くて忙しい12月ですが、いつもより少し元気に過ごせているような…? 
この調子で良い年をむかえたいです。みなさまも、自分にフィットするやりかたで心身を労わって良いお年をお迎えくださいね☆
 
 
 

12月5日

さいたま十日市(とおかまち)
 
12月10日、大宮の氷川神社で十日市が行われます。
さいたまに住んで10年、毎年この十日市に行って熊手を買わないと年を越せない
季節の恒例行事となりました。
色とりどりの様々な大きさの熊手がライトアップされ、ひしめきあうように並んでいる
美しい光景の中、熊手を買った人たちに店先で送られる掛け声と手拍子を聞きながら
自分も気に入った1品を手に入れて、1年の商売繁盛を願って頂く。
毎年その熊手の大きさを大きくしていくのが習わしのようですが、
我が家の熊手は毎年同じサイズだったりします。
欲張らずに地道にいこうと思います(笑)
 
 

11月18日

最近見て面白かった映画紹介
 
 最近、発達障害という診断名は、一人歩きをしている気がする~
特徴は、パターン化されてはいるが、それぞれの人の生き方で顕著に変わってくる。
 
 「ザ・コンサルタント」
 
一人暮らしの会計士、本業は年額100億円を稼ぐスナイパー。
高機能自閉症の彼は、その収益(法を犯している)を神経科のクリニックに寄付している。
アクション映画だが、かなり自閉症について、掘り下げている。
自閉症は一人ひとり、発達の過程で、色々な才能を開花させていくし、規範は社会的な規範というより、自分の規範で生きていくから、こういう設定はあるかもしれないと思わせる。
目の伏せ方、儀式的な動作、同じ服が何枚もかかるクローゼット。弟の存在と関係性。
兄弟の在り方についてもなるほどと思う。
ベン・アフレックがいい仕事している!
 
 

10月31日

この秋は何だか秋晴れが少なく、お天気にはがっかりさせられることが多い気がしています。
10月末になって台風が2つも来るなんていうのも、おかしな感じですね。
 
でも先日、台風後の畑に行ってみて、ちょっと嬉しくなることがありました。
台風の爪痕を見る、とたかをくくって行き、パッと見では日よけやベンチなど人工の物はかなり壊れており、作物への影響が心配になりました。
元気でいてくれ!と願いながら畑に入ってみると、間引きをした大根やまだ数センチの白菜の若葉も風雨に流されることなく無事だったのです。
 
小さくても自然の生き物の強さを感じ、作物たちを応援するつもりが、すっかり元気をもらって帰ってきました
 
間引いた大根を、デイケアメンバーの方たちはいきいきと描かれていました。
 

10月17日

「○○の秋」にかこつけて・・・
 
 10月に入りました。「スポーツの秋」「芸術の秋」より「食欲の秋」が常に勝ってしまう、私もそのうちの一人です。秋というより年がら年中なのですが…。
 
 とはいえ、せっかくの「○○の秋」なので、多少は食欲以外にも目を向けたい!と思っていたところ、観たいなあと思う映画が。10月6日に全国公開されたばかりの「エルネスト」という、日本とキューバ合作の映画です。もうご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
 なぜこの映画に興味を持ったかというと、実は7~8年前にキューバを訪れたことがあるからです。直行便がないので、カナダのトロントを経由(一泊)し、翌日トロントからハバナまで数時間。空の上には合計18時間ほどいたことになります。首都のハバナシティに3日間、その後リゾート地であるバラデロに移動し3日間。計6日間、全行程8日間の旅でした。観光地でもあるハバナでは、旧市街の至る所で音楽が鳴り響き、音楽に合わせてその場にいた人が踊り出す姿に何度も遭遇しました。社会主義国家であり、謎めいた国でもあったため、どうなることやらと思っていましたが…そこはさすが中南米、だいぶ陽気なお国柄。歴史や政治の背景は色々あると思いますが、私の中ではこれまで訪れた国の中で間違いなく3本の指に入る面白い国でした。現在はアメリカと国交正常化されたため、当時よりもっと観光しやすい国になっているかもしれません。失うものもあるかもしれませんが。
 
 さてそんな旅の思い出に浸りながら、「どこの映画館で公開されてるのかな~」と調べたところ、埼玉県内では2ヶ所のみの公開であり、どちらも遠くて断念せざるを得ませんでした…。やはり「食欲の秋」に落ち着いてしまうのかな?

10月3日

例年ならば残暑が厳しい時期ですが、ここのところすっかり秋の風が吹いていますね。
夏の間はあまり日が当たらずにどんよりしていましたが、なんとなく元を取った気分です。
 
普段は下を向いて歩くことが多いのですが、抜けるような青い空を眺めながら歩いてみたいと思います。

9月5日

夏の終わりのハーモニー
 
Soprano Gii~Oh-shin tsukutsuku Oh-shin tsukutsuku・・tsukurigyo~tsukirigyo・・
 
Alto ・・・・Mie~ne miyne miyin mine min mine min mi~~ne ・・・・Mie~ne・・
         
Tenor ・・・korokorocorocoro ___korokorokorokoro___corocorocorocoro____・・・・
 
Bass jiyi giyi jiyi giyi jiyi giyi jiyi giyi  giyi giyi jiyi giyi jiyi ・・・・・
 
                                      
 蝉たちのアンサンブルは、秋のメンバーと役割交代が始まりかけている時期です。
夕暮れ時になると、こおろぎの鳴き声が草むらから聞こえ始めていますね。
やがて、ススキの穂、彼岸花、萩の花など、草花の色にも変化を見て、頬に感じる風がこれらの薫りをのせてもう一歩秋を連れてきます。
名残惜しい、夏の終わりのハーモニー。

8月23日

うだるような暑さが続きますね。暑くてやる気がないときは、扇風機回しながら寝転がって本を読むと、幾分頭がすっきりします。
さて皆さま、「ダブル・バインド」という言葉、時々耳にしませんか。本棚を物色していたら懐かしいタイトルが目に入ったので、今回はこれをテーマにしようかと思います。
 
既にご存知の方も多いかと思いますが、簡単に説明してみます。
例えば家庭で、こんな場面を経験したことはありませんか。
 
夫「今度、有志で勉強会があるから帰りが遅くなりそうなんだけど、参加してもいいかな?」
妻「ふーん、いいんじゃない。参加すれば?」(不機嫌な表情で言い放つ)
夫「あ、やっぱりやめとくよ、悪いし」
妻「何も悪くないわよ。参加しなさいよ」(より語気が荒くなる)
 
この会話で、奥さんは言葉では「参加しなさい」と言いつつ、言外のメッセージとして「参加するな」と言っているわけですね。どちらに転んでも怒られるので、旦那さんはがんじがらめになっちゃうわけです。相反する二つのメッセージを同時に出すことが、いわゆるダブル・バインドです(厳密にはもっと複雑なのですが、とりあえずの定義として)。
 
あるいは職場で、上司にこんな台詞を言われたことはありませんか。
「自分の頭で考えなさい」
これは究極のダブル・バインドですね。言われた通り「自分の頭で考える」と、皮肉にも、上司の命令通り動くことになってしまいます。かといって、こう言われてしまうと上司に相談することもできない。矛盾した命令です。言われた側は、やはり、がんじがらめになってしまいます。
 
今、家庭と職場の例を挙げましたが、この現象、日常の中に結構転がっています。ちょっと意識して見渡すと、案外身近にあるものです。
相手のダブル・バインドに対して、真に受けると身動きがとれなくなってストレスを抱えてしまいます。そういうとき、こうしたメッセージの発し方があるということを頭の片隅に置いておくだけでも、割と役に立ちます。「あ、これはちょっとダブル・バインド的だな」「また出た、必殺ダブル・バインド」と思うことで、自分の身を守ることができます。
 
写真は、この日記のきっかけになった本です。引用は一切していません(たまたま内容が重なっていたらすみません)。

8月3日

梅雨があけ、空は夏空。
立秋の前の18日間の夏の土用です。
季節の変わり目の土用は、昔から調子を乱しやすい時と言われていますが、特に夏は、鰻が人気な様に、心身共に消耗への対処が大事なようです。
先日、ラジオで聞きかじった情報ですが、根菜とか土に関係のある食べ物もこの時期良いそうですよ。
本格的な夏に備え心身を整える養生の時期として、この時期をとらえるのも必要ですね。

7月13日

本格的な暑さの到来、食べたくなるもののひとつは「冷汁」です。
 
ずいぶん前に朝の情報番組で紹介されていたものを勝手にアレンジした「なんちゃって冷汁」、時間に余裕のある休日の昼ごはんです。
 
 炒りゴマをすり、そこに炙ったみそ、焼いたアジの干物の身を加えてさらにすり、骨やアラで取った出し汁でのばします。氷で冷やしてキュウリやミョウガ、大葉、オクラなどを刻んでのせれば完成です。
あとは温かいご飯にかけて食べるだけ。
 
最近では,「冷汁の素」とか、レトルトのものもあって便利ですが、ひと手間かけて、ちょっとワクワクしながら作るのもまた愉しいものです。食べるのはあっという間ですけどね。

6月22日

 

いよいようっとおしい梅雨の季節になりました。お天気が悪いと、気分や体調が冴えない日が続きます。

 

少し前のことになりますが、心身の休息と気分転換をかねて、

ゴールデンウイークにネモフィラで話題となった茨城の「ひたち海浜公園」にいきました。

ネモフィラは見頃を過ぎていましたが、赤やオレンジの色とりどりのポピー、見たこともない形や色のバラ、背筋がピンとした紫の矢車草など、たくさんのお花が咲いていて、目を見張る美しさでした。

 

公園内はかなり広く、自転車を借りて見て回りました。

数年ぶりの自転車に少し不安だったのですが、園内はサイクリングロードがきちんと整備されており、前日の曇り空とは一転、快晴のもと安全、快適に走ることができました。

 

青い空に青い海、色鮮やかなお花や心地よい風、身体もこころも洗われました。

 

そうそうちょっとびっくりしたのですが、ネモフィラの花って小さいんですね。

クリニックにもあるサフィニア位の大きさを想像していたので意外でした。

実際に目にしてみないとわからないものです。

 

園内はお花だけでなく、キャンプ場やキッズランドなどお子様づれの家族も楽しめる場所になっています。

機会がありましたら、一度行ってみてはどうでしょう? おすすめです!

 

 

   ちなみにあじさいは、東京都文京区白山神社のあじさいです。やっぱりお花っていいですね。

4月20日

満開だった桜も緑に変わり、すっかり初夏の陽気を感じる今日この頃。

今年の春は、寒暖の差が激しく、「春」を感じるぽかぽかした期間が短かくて、あっという間に夏のような暑さがやってきてしまったような気がするのは私だけ?!

日本の季節感が少しずつ変化しつつあるのでしょうか。

 

 みなさまは、お花見はされましたか?

 

 今年、白峰クリニックでは、デイケアのメンバーとスタッフで毎週のように見沼用水へお花見に散歩へ出かけました。

クリニックの近くに、日本一に選ばれた桜並木があるなんて素敵な環境だな~と、幸せな気分で春の桜を満喫できました。

 

春は、別れと出会いの季節。

白峰クリニックでも、今まで尽力したスタッフを見送り、新しいスタッフを迎え入れました。

外来やデイケアで、お会いする機会があると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

4月1日

 チューリップの芽も土から顔を出し、花々が色鮮やかに唄いだし、春を迎えています。

クリニックの入り口では、美しい花々がお出迎え、階段側には夏はひんやりと気持ちの良いオアシスが広がります。充分な陽射しと、お水を得て、健康に育ってくれていますが、ディケアの水やり当番さんが毎朝早くいらして、お世話してくれいています。

私がクリニックに到着する頃には、すでに水やりを終えて、「おはようございます!」と、声をかけて下さる姿に、いつも元気をもらっています。クリニックの中では、外観からは想像できないような、利用者さんたちの様々な思いが繰り広げられているのです。

私もその仲間に加えていただき本当に幸せです。

3月16日

  普段ほとんどテレビを見ない生活なのですが、昨夜、久しぶりに見ました。それは3.11関連の津波の脅威を伝えるもので、途中涙なしでは見られないシーンも多かったのですが、いまだ見ることさえできない方々も多いかと、お察しいたします。

私自身は幸いなことに、当日は引っ越しの車中で、平日の日中でありながら家族もそろっており心的被害も少なかった方だと思っています。それでも乳児への放射能の影響や物資不足など不安の日々でした。

それが今では、すっかり忙しい日常に戻り、あの不安も遠のいていることに番組を見ながら気づきました。今ある毎日を一日一日大事にしたいと感じたひと時でした。そして、心の平穏のためには、ほっと一息できることが大切だと思いました。最近、一番ほっとしたのは、デイケアで作った桜餅を頂いている時でした。

3月2日

 「三寒四温」の名の通り、最近、寒くなったり暖かくなったりですね。

春一番(という名の暴風!)も吹き、一歩一歩と春が近づいているのが分かります。

この時期を表す言葉で「啓蟄(けいちつ)」という言葉が好きなのですが、これは「冬ごもりしていた虫が這い出る」という意味で、虫が冬眠から覚めるほどに大地が温まってきたということです。

地面を見れば虫が穴から顔を出し、上を見上げれば梅が咲き乱れ、早咲きの桜も芽吹いているのを見ると、「春だなあ~」と感じてやはりワクワクしてしまいますね!

日本人で良かったなあ~と感じる一瞬です。

2月24日

この季節に蝋梅(ろうばい)を見に、秩父の宝登山のハイキングに行くようになって3年目になります。1月に入ると開花情報見ながら、花が咲くのを楽しみに待ちます。

 

花は小さめ、色はしぶめの黄色で華やかではないけれど、花びらに蝋(ろう)のような光沢と質感があり、下を向いて咲いているところも愛らしい。

 

たぶんこの蝋燭(ろうそく)の蝋を思わせる黄色の花びらに惹かれるのだと思います。

蝋燭(ろうそく)には、祈りに寄り添ってくれて、祈りの先につないでくれるような力強い、温かなイメージがあるように思います。

 

寒い冬から春に向かう時に最初に出会う花。

辺り一面に甘く優しい香りを漂わせてくれます。

花言葉は「慈しみ」

今年も会えました。

帰途に着いた時の穏やかな幸福感が、どうかこのまま続きますように。

2月2日

 季節外れのように気温が上がる一日もありますが、冷え込みが厳しい日々が続きますね。


スポーツの時間、寒さに一瞬ひるんでしまいますが、皆さんと一緒にラジオ体操や柔軟運動をじっくりとしているうちに徐々にからだが温まってくるのを感じます。

ひとしきり卓球やソフトボール、バドミントンをした帰りには、上着を脱いで帰る自分に気付き、同じ日とは思えないくらい暖かく感じて、景色も広がったように感じます。


時には頭より体を動かすことで、視点も大きく変わるものですね。

1月19日

雑誌から切り抜いた絵や文字をカードに貼り付け、それをもとにミーティングをするプログラムがあります。

月初めの金曜日の午後にメンバー、スタッフが作ったカードです。

自分の想い、好きな言葉や絵、写真を名刺サイズのカードに貼りました。

深い知識、美しさへの関心、家族、思い出、病のこと、社会問題などをユーモアのセンスを織り交ぜて創っていきました。

後半に、自分の作品の発表と、とっておきの一枚のカードを選び、その想いを言葉に表しました。

笑いがたくさん出て、うなずいて、プログラムが終わり片付けが済むと、今週も無事に過ぎたと感じる方もいると聞きます。

次の週から、このカードを使ってミーティングです。

気になるカードを選び、イメージを語り、聞きあう、自分を作業と言葉で表現する和やかな時間となります。

1月5日

 

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

新年を迎え、気持ちも新たにスタートを切る方もいれば、この時期なんだか調子が狂うなあという方もいるのではないでしょうか。

私にも時々、後者の気分がやってくることがあります。

 

街を歩けば、初詣の人混みと初売りの喧騒。人々はどこか浮き足立って幸せそうに見えます。家でゆっくりしようかと思えば、テレビもネットもお正月一色。眩しくて思わず目を細めてしまいます。帰省したり、親戚の集まりがあったり、何かと行事が多いのもこの時期ならでは。そこではお正月的な笑顔を浮かべて挨拶し、お正月的な近況報告(最近どうしてるの?の質問が厄介なのは私だけでしょうか)をし合うという一連の作業が待ち受けています。

なんだか自分だけが風景になじんでいないような、取り残されているような気がして、ふと心細さを感じることがあります。

 

こんなとき私は、ある俳句を思い出すようにしています。

去年(こぞ)今年 貫く棒の(ごと)きもの

 

高浜虚子の作品で、解釈はさまざまなようですが、時間の区切りに左右されない力強さを感じさせる句です。

 

節目は大事です。でも、暦の上での区切りと自分のペースが必ずしも合致するとは限りません。多少ぶれながらでも、自らの軸を保つことが必要なときもあります。軸と言っても、生活リズムを一定にする、平常心を保つようにするなど、ささやかなものでいいのです。

 

写真は帰省時に機内から撮った富士山。

今年がみなさまにとって良い一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

 

12月15日

先日インフルエンザの予防接種をうけました

 

 

注射って少し緊張します。

去年は腕が腫れたけど、今年の注射は痛くなかった(個人の感想です)。

季節の風物詩的な予定が済んで一安心。

 

 

今年は4種類ワクチンが入ってます。

予防接種には ・発症を予防する

       ・重症化を予防する

という効果がありますが、できることならかからずにこの冬乗りきれますように。

 

12月1日

 

落ち葉の絨毯を踏みしめる時の音、ひんやりとした空気に混じる甘い香に冬の訪れを感じます。先日は54年ぶりの11月の初雪に驚かされましたが、もう少し紅葉も楽しめそうです。

 

 そんな色づいた落ち葉を描いてみました。(写真)

 

12時間の絵画教室(水彩)に通い始めて7年目、仕事や家事といった日常から少し離れ、絵を描くことを通してゆっくり自分を感じる時間です。

はじめの3年間は、赤青黄の三原色プラス白の絵の具での色作り、モデルはもやし、イカ、空などなど、紙粘土の造形も含めて30課題、4年目からは、自由テーマです。当たり前のように思っていた「構図~下絵~色塗り」の順番と真逆なやり方、下書きをせず色を作りながら描き始めの1点から隣隣へと描き進め、紙が足らなければ足し、余れば切って最後に構図を決めるという、絵が苦手だと思っている人のために考案された描画法の教室です。

もやしや雑草の根っこをじっくり見たり、イカに触って大筆でだらしなく描いたりしながら、絵ができていくことも嬉しいですし、何よりそのプロセス自体を楽しんでいます。

また老若男女何人かで描くことで、同じ方法・モデルでも、それぞれに個性的であること、講師の目を通して、普段何気なく見ているものへの思い込みや自分の見方の癖にも気づかされたりしています。2時間では完成できなかった作品も結構ありますが、それはそれ

 

普段やらないことをやってみる、発想の転換、ものの見方や表現の一つとして、クリニックの畑の大根や雑草、季節の果物をモデルに、デイケアのプログラムでも年に数回紹介させていただいています。

11月9日

 

イチョウの葉が色づき始め,めっきり秋めいてきました。

おいしいものが満載。食欲の秋,到来です!でも体重も気になるところ・・・。

 

最近,巷で話題の“糖質制限ダイエット”

おおざっぱにいうと,エネルギー源となる三大栄養素の糖質,タンパク質,脂質のうち,人の体は糖質を優先的にエネルギーとして燃焼するので糖質を控えることでタンパク質と脂肪を燃やす回路へ切り替え,体脂肪を燃やしてやせるというしくみだそう。

これは血糖値を上げない食事の仕方で,糖尿病の食事療法で効果をあげているとも言われています。

 

糖質は砂糖だけに含まれるのではなく炭水化物にもたくさん含まれます。

ですので主食のごはんやパン,麺類も控えなくてはなりません。もちろん甘いお菓子やスナック類もダメ。

そこが悩ましいところ・・・

一方糖質を減らす分,肉や魚,卵などのタンパク質や良質の油,野菜のビタミン類はしっかり取ることが大切とのこと。

 

これまでいろんなダイエットが流行りましたが,さてさて成果やいかに?

 

ちなみに糖質を全くとらないことも危険です。

ある説によれば,「日本人の食事摂取基準」をもとに計算した場合,デスクワーク中心の3040代女性が1日に必要な糖質量は260gなので,その半分の130gを目安に糖質制限をすることが望ましいのだそう。

興味のある方は,きちんと調べてみてくださいね。

 

もちろん適度な運動も大切。おっくうなのでついついさぼりがちですが(汗)

誘惑の多い季節。続けられるか心配ですが,ゆるゆる糖質制限でこの冬脂肪の燃焼に励んでみようと思います。

 

 

 

10月13日

 

このところめっきり涼しくなりましたね。

朝夕は肌寒いという言葉のほうが、合うようです。

朝起きて、「あ~、今日は何を着て出かけようかな…毎日迷う…」と

思っている人も多いことでしょう。

 

今は、“衣替え”の時期です。

“衣替え”と聞くと、中学生・高校生の時の制服の衣替えのことを思い出す方もいらっしゃるでしょう。

私たち日本人は四季のある自然の中で長年暮らしてきて、衣替えの習慣も日本の文化として受け入れてきたのですね。

何しろ、平安時代に中国の風習が日本の宮廷で定着し、明治時代に一般市民に広がったという旧い歴史があるのですから……。

 

さて、この季節に気をつけたいことが「冷えによる体の疲れやだるさ」です。

夏の冷房で冷やされた体が、秋の涼しさでまた冷やされて、芯まで冷え切ってしまいます。

すると、自律神経がうまく働かなくなり、自律神経失調症の症状(息苦しい・動悸息切れ・ふらつき・偏頭痛・疲れやすい不眠症・食欲不振・やる気がなくなる・気分が晴れない・情緒不安定・少しのことで不安感を感じる・焦りや疎外感)が起きてくるのです。

心当たりがある人は、ゆっくり浴槽につかって入浴し、冷たい飲み物を控え、外出時もマスクをして冷たい空気を吸い込まないようにして、いつもより多く睡眠をとって、

消化のよいものを食べて体力と気力を回復させましょう。

 

また、ゆっくり深呼吸したり、自分のためにおいしいお茶やコーヒーを一杯ゆっくり淹れて、ゆっくり味わって飲みましょう。

自分を思いやる時間を大事にしましょうね。

 

今から、心身を労わり、体調を壊さないように、寒くなる前から気をつけておきましょう。

 

9月20日

  学生の頃から嬉しいことや悲しいことあると、なぜか氷川神社にいる自分がいた

緑の中で、ボーっとしていると気持ちが楽になるから・・・

でも、なぜ楽になるのか理由はわからない

 

今は、神社だけでなく、お寺でも手を合わせるようになった

ふらっと1つのお寺に行くこともあれば

札所巡礼として、いくつかのお寺を1日にお参りすることもある

 

今回は鎌倉の観音巡礼、6ヶ寺に足を運んできた

鎌倉駅までは電車だが、現地についてからは全て自分の足で歩く

潮の匂いが心地いい

静かな境内に入ると外の騒がしさが嘘のよう

ずっとここにいたい

 

写真は、今回の道中に出会った江ノ電

 

9月15日

 記念日         

 

9月には、

敬老の日、秋分の日、

そして白峰クリニック開院日があります。

 

開院して19年が経ちました。

 

振り返ると、

乗り越えてきた所、つまずいた所、避けて通った所、

そんな道のりが見え隠れします。

 

そして、あの道に進もうか、こっちはどうかと、

この先を眺めたりします。

 

今、立っている所は、

いい感じに踏み固められている所も、

ボチボチ補強工事を始めたい所もあります。

 

1日1日、焦らずやろう、でもやろう。

患者さん、スタッフ、家族とともに、これからも。

 

皆さま、いつもありがとうございます。

 

9月1日

まだまだ残暑は続いていますが・・・暦の上では9月秋ですね。

秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、e.t.c

今回は、スポーツの秋→体を動かすという事で、私が唯一6年位続けている、ウォーキングに出かけたいと思います。

いつものように、特にコースは決めず好きな方向へ、気ままに1万歩目指して出発。

ウォーキングをしているといろいろな発見があります。

その1つは、野生の生き物に出会えます。

白サギ、青サギ、キジなどの鳥や見沼たんぼにはザリガニやカエルなんかもいます。

年に数回しか出会えない、カワセミという鳥はきれいな青い鳥で、白と茶色のお腹をしているかわいい鳥。出会えた時はとても幸せな気持ちになります。

今までたった1回アオバズクというフクロウに似た鳥に会いました。

まだまだ自然がいっぱいです。

途中の休憩には、図書館を使っています。雑誌を呼んだり、その時に気になっている事を調べたり、30分位と思っていたのにあっという間に1時間なんて事も・・・。私の大好きな場所です。今日はこれから始めたいと思っている、ヨガについて調べました。行きは身軽に歩いていますが、帰りはスーパーやホームセンターに寄って、荷物両手いっぱいという事もしばしば。

基本自由なウォーキング、これからも続けたいと思います。

みなさんはどんな秋を過ごされますか・・・?

8月12日

夏本番!

夏の風物詩、花火大会の季節になりました。

最初に花火にはまったのは、浦和競馬場と鎌倉花火です。

場内で花火が打ち上げられるため、間近で迫力のある花火が楽しめました。

鎌倉では、水中花火が会場で扇状に花開く。

砂浜に座って見る花火は、波の音がして海風が吹いて涼しいものでした。

今年はというと、葛飾と隅田川と東浦和会場に行ってきました。

葛飾は打ち上げ場所と観客席がとても近く、臨場感が味わええるのが最大の特徴です。

隅田川は本当に久しぶりで、今年はゲリラ豪雨がないということで、花火鑑賞の穴場、向島ストックヤードに行ってみました。

川縁には957000人が詰めかけただけあって、ものすごい人でした。

約2万発の色鮮やかな、とてもきれいな花火でした。

東浦和は寝そべられますよ(笑)

去年は諏訪湖に行ったので、あとは長岡と大曲にいけたらいいなと思っています。

 

PS.三郷と勝浦の音楽花火も最高ですね

7月29日

 

やっと梅雨が明けましたね。

これからが夏本番です。

 

この間、実家で梅干しをもらってきました。

ここのところ、あまり食べたくないな~と思うことがあり、

梅干しを食べるようにしています。

 

梅干しは、昔からある伝統的な健康食品です。

『梅はその日の難逃れ』とも言われています。

殺菌効果、食欲増進効果、

疲労回復効果、血液サラサラ効果などなど

 

とりあえず、私は、

この夏を乗り切るため、

梅干しを食べ続けてみようかと思います。

残暑のころ、「疲れた~~」

と言わずにいられたら、

もしかしたら、梅干し効果かも・・・

7月7日

 

こんにちは

今日は七夕です。

七夕といえば・・・何を思い浮かべますか?

織姫、彦星、短冊、願い事、などなど。

 

The Seventh Night of July “TANABATA”

(たなばた/酒井 格)

 

という曲を思い出します。

吹奏楽曲なので、吹奏楽が好きな方は聞いたことがあるかもしれません。

星空の華やかさ、織姫と彦星の愛のテーマ、など

色々な情景が思い浮かびます。

作曲者が高校生の時に作曲したというのが驚きです。

私の好きなEuphoniumがおいしい曲です。

この楽器も最近アニメにとりあげられているようで

少しメジャーになるといいなと思います。

 

☆皆様の願い事がかないますように☆

6月30日

 

雨の日が続き、心も体も梅雨空のように どんより~

雨のせいで何となく気持ちが晴れない…

だるい…

やる気が出ない…

それは、『梅雨だる』の仕業!!

『梅雨だる』って?

雨続きの天気や気圧の変化で副交感神経が優位に働き

体が、お休みモードになってしまう為に起こる症状なんです。

 

梅雨という時期を逆に利用してリラックスタイムを過ごして

みるのもいいかもです

 

 

傘おどり

雨音うたう

五月雲

 

色とりどりの傘が踊ってる

傘に落ちる雨音が歌ってる

雨の日も楽しいね♪

ある女流俳人が雨を詠った一句です。

 

さて この女流俳人は誰でしょう…?

6月16日

 2016年、今年も梅雨に入り、いよいよ梅雨に入りました。

湿気が多くなるこの時節は、肌がべたついたり、けだるくなりやすかったり、憂鬱な季節です。ですが、しっとりと降る雨の街角には、紫陽花も咲き心をなごませてくれます。

 

さて、65日(日)にAAAlcoholics Anonymous)埼玉東地区の集いに参加させていただきました。東埼玉地区のAAの方々の集いでした。

 

会場を見渡すと、アルコールデイケアのメンバーを含めて沢山の方々の姿ありました。

また、AAメンバーや関係者の方がお話される壇上の背景には、埼玉東地区のAA会場を示す大きな地図がドンと構えていました。

 

たくさんの会場。また参加される方々の人のつながり。

こういった居場所がある。

 

場所や人とのつながりといった居場所の大切さを、

実感をもってあらためて思い返すことができたように思えます。

 

埼玉東地区の皆様、本当にありがとうございました。

 

6月1日

クリニックの畑でタマネギが獲れた。

 

たくさん獲れた。

 

メンバーの皆さんが笑顔で次々に大きなタマネギを収穫する中で、私が引き抜いたのは小さなタマネギだった。

 

なんで?

 

環境は同じなのに…。

 

生来の負けず嫌いの性格が出て、次回こそは大きいのを引き抜こうと思った。

 

 

 

帰り際、収穫したタマネギはほぼメンバーの皆さんに持ち帰られた中、小さなタマネギだけがまだ袋の中に残っていた。

 

―― せっかくだから、とラップに包んで持ち帰った。

 

 

 

家でさっそく二つに切って、半分は生野菜に、半分は炒めて食べた。

 

生はやや辛く、炒めものはほんのり甘かった。

 

 

 

小さくてもタマネギはタマネギ。

 

旬を楽しむ。

 

おいしゅうございました~。

 

 

 

 

 

5月5日(木)

 GWは、どのように過ごされましたか?

 

今年のGWは、お休みの調整がつく方ですと10連休なんて話も聞きますが、当院はカレンダー通りのお休みの為、連休は3日・4日・5日の3日間となりました。

 

そして連休中の5月4日(水)に、AA(Alcoholics Anonymous)浦和グループ オープン・ステップ・セミナーに参加してきました。

 

AAはアルコール依存症者の自助グループで、当院のアルコールデイケアでも、「メッセージ」というプログラムで連携を取らせて頂いています。

ステップセミナーでは、AAメンバーの体験談や関係者の話を聞かせて頂き、アルコール依存症の回復のイメージをたくさん頂く事ができました。100名以上の方が参加されていました!

セミナーに参加すると、アルコールデイケアメンバーの違った一面や、デイケアを卒業されていった方々の元気な姿に出会える機会にもなり、たくさんの元気と希望を頂く事ができました。

浦和グループの皆さま、本当にありがとうございました。

 


4月22日

 

2016414日(木)に発生した熊本県を震源とする地震により

被害に遭われた皆様、ならびにご家族・ご関係者の皆様に

謹んでお見舞い申し上げます。

 

皆様の安全と被災地の1日も

早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

 

○○                  ○○○                 ○○  

 

院内にちょっと気になる窓があります。

 

たまたま目に入った景色に少し癒されました。

窓枠の中にいい感じで雲が入り込んでいると一枚の絵のようです。

 

何でもない窓から見える、ごくごく普通の空なのだけれど…

ピーント張ったものが少し緩んだ気がしました。

私にとっては少しだけほっとできる場所です。

 

窓…掃除しなきゃですね^^;

3月31日

 

いきなりクイズです。

536万人」は何の数字かわかりますか?

 

 

正解は、日本国内でのギャンブル依存症者の推計数です。

 

昨年8月、パチンコや競馬などをやめられない「ギャンブル依存症」の疑いがある人が、国内に536万人いるとする推計を厚生労働省研究班(代表、樋口進・国立病院機構久里浜医療センター院長)が発表しました。

 

成人全体では国民の4.8%にあたり、男性は438万人(8.7%)、女性は98万人(1.8%)いるという。世界に比べて、際立って高い数値となります。

 

実際に海外の同様の調査では、米国1.58%香港1.8%、韓国0.8%となり、日本は際立って高いことがわかります。

 

そこで!

5月からギャンブル依存症再発防止プログラムとギャンブル依存症家族サポートプログラム始めることになりました。

 

興味や関心がある方は、ぜひクリニックまでお問い合わせください。

 

3月17日

  木の芽時…
 
 3月も半ばになると、春の便りがちらほらと聞こえてきますね。

 今年は2~3月にかけて、妙に暖かったり、寒かったりするジグザク気温が多く、身体も気持ちもずいぶん翻弄された印象があります。

 

 樹木に新芽が出る早春の時季を「木の芽時(このめどき)」といい、昔から「木の芽時は体調を崩しやすい」といわれてきました。寒暖の差が激しく、身体の各機能を調整する自律神経が乱れやすくなることや、身体が冬モードから夏モードに切り替わるため、代謝が増え体力を奪われがちになることなどが身体の不調を引き起こすと考えられます。また、別れと出会いの時季でもあるため、新たな環境に身を置くことから来る精神的ストレスが体に及ぼす影響も大きいかもしれません。

  

 人間は、どれほど頑張ってもあらがえないもの、あらがえないときがあります。季節や天候などは、その代表のようなもの。

 この時季調子が悪くなったときには、「体調崩すのはむしろ当然」くらいに考えられたら、気持ちが少し楽になりませんか?「木の芽時だからしかたない」と季節のせいにしてしまいましょう。そして、「この時季が過ぎたら、きっと体調もよくなるさ。」と思いながら、この時季をやり過ごしていきたいものです。

    

3月3日

  今月から「スタッフ日記」がスタートしました。

白峰クリニックのスタッフが、クリニックの出来事、紹介、季節・時事についての思うこと等を、リレーしながら綴っていきます。読んでいただけたら嬉しいです。

 

 《待合室》

白峰クリニックの受付は2階にありまして、待合室は3階まで吹き抜けになっています。

待合の東側のソファに座って顔を上げると、アプローチの壁の間から空がぽっかり見えるそうです。スタッフが待合室のソファに座ることはないので、これは患者さんから教えてもらったことです。(座ってみたら見えました!)。切り取った絵のように、水色の空、曇り空、差し込む光など、「いつもここに座ります」とその方は話してくれました。


反対側の壁には、山の写真が飾ってあります。

パンフレットにも載っている写真で、院長撮影の写真です。

お待たせしてしまって申し訳ない時もありますが、なるべく居心地のよい空間であるように、と思っています。

 

 

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