アルコール依存症と家族
アルコール依存症と家族
アルコール問題のある本人に酒を飲まないよう注意しても、自宅外での飲酒が増えたり、家族に暴力を振るったりといった事になりがちです。そのため、アルコール問題を家庭内で解決することは困難で、長期化すれば、別居や離婚といった家庭の崩壊や将来にわたる家族の心身の不調にもつながります。
本人に病院へ行くよう勧めても、自分には問題がないと拒否されることもしばしばです。繰り返し勧めることで、家族関係がさらに不安定になり、本人の飲酒に拍車がかかることもあります。
従来、本人を来院させなければアルコール依存症の治療はできないとされてきました。しかし、ご家族様のみ来院いただき、相談を通じて本人への対応方法を変えることで、飲酒問題の軽減や本人の病院受診につながることがわかってきました。当院、ならびに白峰心療相談室にご連絡ください。効果的で、その日からできる解決への一歩が必ず見つかります。